自意識過剰な生活

「私が楽しくて充実した人生」を送るための毎日

金夜の至福の時

今の会社にお気に入りの人がいる。彼は猫顔で茶髪にパーマでカジュアルな格好で、勝手に私は26歳くらいだと思っていた。

初めて会話したのは会社の懇親会の終わりにちょこっと。担当事業が違うから名前も顔も認識しておらず、初めて見た時は今風のあんちゃんだなーくらい。

それがたまーに話すうちに、受け答えもしっかりしているし、落ち着いたトーンですごく話しやすい子だなーと思って、どんどん気になるように。顔もタイプだったみたい。

 

 

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オフィスが別だったのが最近同じフロアになり、ちょこちょこ話すように。

金曜日の夜は、いつもよりみんなの帰りが早くなる。私ももう帰ろうと思っていたところ、彼も残っていてなんとなく話しかけてみた。会議中の人がいるものの、フロアにはふたりだけ。そこで他愛無いおしゃべりをすること約10分強。

彼と話して気づいたけど、彼は30代で私のひとつ下。もうすぐ入籍予定で彼女と同棲を始めたそう。残念感はあるものの、ホッとした感の方が勝った。

 

お気に入りの彼にパートナーいてなぜホッとしたのか?

その理由は、もし彼が独身・彼女なしならば、”彼と付き合いたい!”という気持ちがムクムクと発生してしまうから…。同じ会社で席も近くて、さらにもうすぐ辞めようとしているのにそれは気まずい。さらに結果別れたりするのもめんどくさいし、もったいない。

安定したパートナー=私のターゲットリストからは外れるため、逆に安心して彼をお気に入りとして大切にすることができるのです。逆にね。この説明、分かるかな。女性でも全員に分かってもらえる感じではないような気がするけど。

 

金夜なんて1週間の疲れが溜まりに溜まって心身のコンディションは最低だけど、この至福のご褒美タイムのおかげで癒された。おしゃべりしただけで心はルンルン、浮き立つよう。

彼とふたりきりになるタイミングなんてもう無いだろうな。なんたる偶然!ありがとう神様!!こんな至福の時、金夜の定例にしてほしい。お願い、神様。そしたらもう少しお仕事がんばるよ。

 

テーブル生活になって変わったこと

ローテーブルにクッションという低い生活から、テーブル&イスという高い生活に切り替えて約ひと月。合わなかったらどうしようかなーと心配もあったけれど、今のところ順調。どちらもメリットはあるのでテーブル生活の方が絶対快適!とは言い切れないけど、なかなか良い感じにいっている。

 

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まず、やることをちゃんと取りかかれるようになった。ローテーブルにひとり掛けソファで生活していたときには、ソファに座ったらあんまり動かなかった。低いソファだったから立つのに”よいしょ”感があったんだろうな。それにソファの下の掃除もしなかったし、そもそそも隠れている面積が大きくて目がいかなかった。

 

テーブルにしたら、イスだから立ったり座ったりが前より自然にするように。ひょいっと行動できるようになった気がする。小さなことだけど違いってあるもんだね。そして、ローテーブルでは書きにくかった日記やノートがテーブルだと俄然書きやすいので、毎日欠かさず書くことができている。毎日続けていると楽しくなってくるんだな。あとPCも操作しやすくなったしね。

そして、フローリングがよく見えるせいか、掃除の回数も増えたし、ゴミに以前よりも気をつけるようになった。フローリングだけでなくいろんなところが気になり始めて前よりもキレイになっている。大雑把な私にとっては快挙。

 

ひとつ失敗したなーと思ったのがイスの高さ。ちょっと私がリラックスして座るには高すぎたため、床に台を置いてそこに足を乗せている。座れるけど深くかけると足がベタっとつかなくて太ももがしんどいんだ。イスもセットだったんだけど、これでまた新しいイス買うのもなー。一人暮らしで3脚もイスはいらんよ。しばらくこのままで。

 

あとはやっぱりリラックス用にソファが欲しいなと思ってしまうよね。何もしたくないときってあるわけで、そういうときにリラックスできるソファがほしい。一人用のコンパクトなのがあればいいけど、、ちょっと難しいな。

 

テーブル生活はこのまま満喫するとして、次はクローゼットを整理したい。その次はキッチンだし、まだまだ改善の余地あり。

 

sallychan00.hatenablog.com

 

「疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記」はあちゅう

はあちゅうさんの本を読んだ。この人の本はけっこう好きで、基本的に買ってしまうけれど、これはちょっと買うのを悩んだ本だったので、今回ちゃんと読めてラッキーだった。

 

疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記

疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記

 

 

もうすぐ終わるって頃に気づいたんだけど、このナンバーは30才になるまでの365日カウントダウンであり、29th&1ってのは29才1ヶ月目ってことだったみたい。365日ってのは気づいていたけど、29才の1年を表しているのは気づかなかったなあ。

 

twitterくらいの短めなつぶやき集で、普段からブログやnoteを見ている身としては聞いたことがあるものばかりかなと思っていたんだけど、あらためて見ても”なるほどなー”と思うことが多かった。

 

全部めもするとキリがないので我慢しつつも、思わず手帳に書き留めてしまったのが、この言葉。

「愛することは自分の選択で、愛されることは相手の選択である」

本人ではなく誰かの言葉らしいけど、こういうときに厳選すると、今の自分の悩みが見えてきておもしろい。

 

これに似た言葉で好きなのがこちら。ちょっと曖昧な箇所があるけど。。

「私は昔、結婚というのは、自分にぴったりの、正解で唯一の人を探し出してするものだと思っていた。しかし今はそうは思わない。たまたまそばにいる人を、自分がどこまで愛せるかだ。」

山崎ナオコーラさんの本の一節らしい。今度読んでみよう。

 

「リストランテ アモーレ」井上荒野

この本も旅のおともに読んだ本。帰りの移動時間、することがなくなってしまったので現地で文庫本を調達。Kindleは便利だけど、スマホの充電がなくなってしまってさ…

私の好きな、料理系&モテるイケメン&複雑な人間模様でおもしろかった。

 

リストランテ アモーレ (ハルキ文庫 い 19-2)

リストランテ アモーレ (ハルキ文庫 い 19-2)

 

 

料理ができる男っていうのはやはりいい。モテると思う。

おそらく料理人は、頭がいい、手先が起用、マメ、相手を喜ばせることが好き、サービス精神高め、みたいな特徴があるんだと思う。それに仕事している姿が見れるのもいい。仕事を一生懸命やっている姿は、好きな男ならなおさら輝いて見える。

 

あとは、食と性が似ているっていうのもある気がするな。普段は忘れているけど、たまに食べる姿って、食事ってエロいって感じることがある。主役のイケメン料理人がこんなことを言っていた。

「俺が作った料理を食べた女を俺が食べる。」

エロいよね。

食事を楽しむのと、Hを楽しむのは同じ感じらしいよ。

 

というのもありつつ、別にエロ小説ではない。料理の描写が丁寧ですごく好き。こんな料理食べてみたいと思うし、料理したくなる。

目黒の小さなレストランで働く複雑な家庭環境の姉弟と、そのお店に来るお客さんや知り合いたちの物語。弟がシェフでイケメンなんだけど、こんなにもお店にやってくるお客さんに手を出して大丈夫かしらと思うほど。イケメン料理人ってモテるよなーやっぱり。

 

 

普段は見逃していること

毎日見たり触れているのに、その変化に気づかないことって実はかなり多い。

ふとお店の商品棚に飾ってあるポーチに目がいく。そういえば、、バッグの中にあるポーチ、なんだか薄汚れていることに気づく。使い始めてもう3年くらいは経っていたかも。

 

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リップを塗ったり薬を出し入れしたりと毎日手に取り使っているものだけど、意識しないと全く見ていないもんだ。目に入っているのに見ていない。不思議だな。

 

そのポーチは約3年前に友達からもらったもの。海外製でノーブランドだし裏地とかなくてペラペラで中身の形がくっきり見える、いわゆる安物なんだけど、デザインがなかなかお気に入り。私にしては珍しく、黄色ベースで柄物の陽気なデザイン。これが毎日手元にあったら元気でるかなーって思って選んだのを思い出した。

見えていなかったうっすらとした汚れも、一度目を向けると気になるもの。3年間休み無く活躍してくれたので、洗って旅行とか何かのときに使う用に保管することに。まだまだお気に入りだし、思い出もあるからね。

 

そしてさっそく新しいポーチを購入。今度のは私の好きなブルー系。サックスブルーの優しい色合いに、筆記体で「Rio de Janeiro」と。リオブームはもうすぐ終わるけど、私はこれをしばらく使うぞ。どうぜ毎日使っていても私以外誰も気づかないし、私もそのうち気づかなくなるだろう。

 

身の回りの物を新調すると、ちょっと気分が変わる。新学期の新しいノートみたいな感じだな。 

 

”穴モテ”もそろそろ終わりにしようかと

”穴モテ”継続中の私ですが、そろそろ虚しくなってきたので、アプリは止めようと思っている。

止めようと思ったので、せっかくだから以前”抱きたい”と言ってきた人と会ってみた。このあたりちょっとダメ女な感じね。。

 

”穴モテ”っていうらしいよ - 自意識過剰な生活

 

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この人はとてもストレートで分かりやすかったので、会う=抱かれるという決意を持ち、デートの約束をしてみた。仕事を定時で上がり、待ち合わせして居酒屋へ行った後、そのままホテルへ。ものすごく予定通りに進んでびっくりしたようなあっけなかったような。

 

ちなみにお相手は、アラフォーで有名企業勤務のけっこう良いポジションの人。こだわりが強そうで潔癖症で理屈っぽくて、いろいろと女の趣味も厳しそうに見えたから何で気に入られたのかよく分からない。彼も年齢が上がるにつれて、あれこれ選べなくなっているのかもな。

ちなみにHは全然よくなかった。自分勝手とはまさにこのこと。いきなり始めて勝手に終わって、終わった途端ベラベラしゃべりながらひとりシャワー浴びにいって、その後もずーっとテンション高くしゃべり続けている。こちらのテンションダダ下がりなのも気づかずに。。

結婚願望ないらしいけど、これじゃあ誰も付き合ってもくれないわ、と思ったね。しかも変な性癖があって、、リベンジポルノ的なことされないかちょっと心配。本当に変態だわ。でもアプリを退会したら連絡先も知らないし、私の本名も知らないし、もう会うことはないんだろうな。出会いが簡単な分、縁を切るのも簡単だ。

 

そんなんだからアプリで真面目に出会うことなんて無理なんだろうな。いつまでも続けても仕方ない。ただヤリたいわけじゃないんだけどな。

普通に出会って、連絡して、付き合って、デートを重ねて、結婚して、家族になって、、みたいなのがいいんだけど、これがまたとってもハードルが高いのよね。

困った困った。

 

なんちゃってメンヘラ男の考えることは理解が難しい

昔の知り合いが同じ会社にアルバイトとして入社したが、ウツを発症したとかメールがきて、そのまま何の手続きもせずにバックれているのだが、進展があった。

私の人生にはもう関係のない人だけど、周りにこういうタイプがいないのでとても貴重なサンプルなせいか、野次馬的だけど遠巻きに見学したい存在ではある。

 

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進展と言っても会社に連絡があったわけではない。彼は元々一般的な会社員だったのだが、数年前から流行っている、”好きなことを仕事にする”とか”ノマド的な働き方”とか”フリーランス”を掲げる人たちや自己啓発本あたりにまんまと踊らされて、脱サラしてフリーライターになった。こういう考え方は基本的にはいいなと思うけど、実力が伴わない人とか何の計画もなしに辞める人はどうかと思う。案の定、彼も苦労したらしい。

しばらくはフリーで頑張ったらしいけど、体力的にも金銭的にも厳しかったようで、結局ライターとして企業に常駐する形で契約だとかアルバイトで働き出したそう。それでもひとつの会社に1年〜2年足らずしかいられず放浪。この会社に入社したときにも社員として働いていた会社を辞めてひと月ほど経っていた頃だった。

本人曰く、やっぱりフリーは自分で営業しなきゃいけないし、休日という概念もなくなるので、会社に腰を据えてじっくり働く形が自分には合っている、と言っていたな。つまりはフリーとしては実力不足だし適正もなかったってことか。たしかにお世辞にも営業が向いているとは言えない性格。しかも会社員時代に人間関係問題で会社を休養・退職しているから、元からウツの要素を持っている人だった。

 

まあそんなこんなで今の会社で働き出して約2ヶ月、ウツだから…という正当防衛を掲げて会社をバックレて(それでも水増し勤務表は送ってきた)、しかも会社には”実家に帰ります”みたいなことも言って、結果どうしているかというと、東京でこれまで通り普通に生活しているようです。実際にウツっぽかったとしても、結局は仕事がキツくて逃げたかったわけで、検査入院も実家に帰る話もほぼ嘘だろうなと思っていたけど、読み通り大正解。

なんで分かったかというと、彼とはfacebookで繋がっているんだけど、フリーになるときまで更新していた自分のブログを数年ぶりに更新してfbでシェアして、ご丁寧にいろいろと自分の意見を発信していたから。普通それやるかな…私ともうひとりfbで繋がっているんだけどな。この辺がおもしろいところでもあり、おそらく一般的な人には理解しにくい点だと思う。

ブログには、スマホを家に置いて生活しています、身軽になりました、他の人の情報なんてひとつも興味ない、でも自分の思いはどんどんfbで発信していきます、的なまさに「メンヘラ」な投稿が続々と。私のように被害を受けた人でなくても、ちょっとこの内容はどうなの?と思うようでfbの反応はイマイチ。前職のことをディスる内容もあって、たしかに病んでいるのかもしれない…

 

彼が仕事をバックれたせいで少なからず仕事に影響があるので、最初は腹立たしくもあったけど、今はもうおもしろくて仕方ない。次にどんなポストがされるのか、いつまで続くのか、しばらく覗き見したい。できれば3ヶ月後、1年後、3年後と経過観察してみたい。自分に正直に生きると謳うのはいいけれど、周りの人たちに迷惑をかけ続ける彼の生き方は、ハッピーな結果にならなそうだな。