自意識過剰な生活

「私が楽しくて充実した人生」を送るための毎日

ただの可哀想なおじさん

会社にいるおじさん。前職で役員とかになっちゃってるから、自信とプライドを持ち、同僚がみな年下だからって上司面するおじさんがいる。自称プロデューサーだが、周りの認識としてはただの開発担当者。そのおじさんの下には業務委託の若手ひとりのみの、とても管理職とはいえない状況だが、いつまでも勘違いしている。

 

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入社した当初、そのおじさんは、プロデューサーぶって自分が事業のトップで、その下に営業とか開発とか制作系のメンバーがいると思っていたようで、周りからの評判がすこぶる悪かった。そりゃそーだわ。おじさん以外ほぼ20代だけど、営業経験がないおじさんに営業についてわーわー言われても納得感ないし、正しくもないし、うまくいくわけでもない。うまくいったら自分のおかげ、うまくいかなかったら営業のせい、このスタンスで上司に報告してたみたいだし。制作だって何もしたことないのに、調子に乗って自分で記事書き出して、これに変えろって言ってきたり。誤字脱字がありまくり、構成もめちゃくちゃな記事をあげるなんてお断りだわ。さらにサイトデザインについても勝手に変更。センス悪くてみんなに反対されると、機嫌悪くしてキレたりしたらしい。子どもか!

 

そんなことしてるから、周りからの非難が溜まりに溜まって、おじさんを飛び越えて上司に伝わり、おじさんは正式に業務範囲が狭められて、物理的にも他メンバーと引き離された。後々聞いたら、おじさんがトップなんて組織図は存在せず、みんなフラットだったとか。さらに上司への報告も口頭のみで何の資料も提出していなかったらしい。なので何がどこまで進んでいるのか誰も把握できていない状況だったとか。つまり上司からの評価も悪かったと。なんでそうなっちゃったのか分からないけど、、ここまでいくとおじさんがとても可哀想に思えてきた。哀れみの気持ちに到達。

 

今も開発周りはおじさんの業務範囲なので、仕方なく私は関わりがある。日々の業務の中で腹が立つポイントがたくさんあって、その度に全身の血が沸騰しそうになる。でもそんな自分を落ち着かせる魔法の言葉は、”この人、可哀想だな”。これ強力。笑

腹が立つ発言のひとつをとっても、まったく管理者の言葉ではないし、考え方でもない。自分の作業を楽にするため、相手に責任を押し付けるための予防策って感じだし、その場限りの判断が多くて困る。もっと先の事まで考えて答えてくれないとね。あと受け身なのもどうにかしてほしいな。大企業のお偉いさんじゃないんだから。

 

おじさんは30代後半だけど、下手に前職までで管理職経験があるから、もう努力をしていない様子。細かい作業なんて絶対に自分でやらないから、メンバーに指示するだけ。若いうちに変に上げられて努力をしないと、その先で相当苦労するんだね。もう社会人的な成長は見込めない、詰んだおじさんだわ。

わたしはどうなんだろうか。管理職なタイプじゃないしやりたくもないけど、せめて仕事はできる人でありたいな。