怒る労力をかけるに値する相手か選別してしまう

怒るって感情はとにかく疲れる。関心のある相手にじゃないとなかなかできない。最近怒ることをあきらめたことがあった。

会社にいる１０歳近く年下の女性。新入社員のときにちゃんと教育してもらってないようで、さらにちょっとかわいいから小さい頃からちやほやされてきたせいか、仕事に対する責任がほっとんど見られない。少なくとも私には。。

何かあったらすぐに人に聞いて自分で調べない、セルフチェックはせずに確認出して直されたところを直して終了、なぜ間違えたのかは考えず何度も同じ間違いをする、時間が空いても何か手伝うことはありませんか？なんて聞いているところは一度も見たことない、やるべきことがあっても時間になったら帰る、間違いを指摘されること・分からないことを周りに知られないようにする、間違いを隠蔽する、、、

などとにかく仕事に大しては全く信頼できない。ちゃんと怒ってくれる人もいなかったんだろうな。小器用というか容量はいい方なので、なんとなくこなしちゃってこれまでこなしてきたんだろう。よく見るとミスだらけなんだけど、案外みんな適当なんだよ。

よく言われることだけど、まだ若いから今はいいけど、このスキルで数年たったら使えなすぎてキツイ。バリバリ働くにしても楽に働くにしても自由だけど、自分の範囲内の仕事はしっかりしようよ。給料もらってるんだしさ。

これまで直接の指導役じゃないので表立って注意したりはしなかったけど、隠蔽はさすがにNGなので公に行動してみた。次の日に直接注意しようと思ったけど、その前に指導役が先に話してたみたいで、なんだか怒る気を失った。この指導役、年が近いせいもあって友達みたいな関係で、一切怒るも指導もしない。長く一緒にいるせいかその方が関係が楽なんだろうな。それが結局この子をダメ子にしている気がする。

そんなぐずぐずな２人を見てたらわざわざ怒る労力を使うのがもったいなくなって、さらっと話して終わりにしちゃった。どうせもうすぐ契約終了でいなくなる子だし、彼女の人生がどうなろうともう関わることはないだろうな。この子は私の時間をかけるに値しない子だな、という判断。