脱・だらしない女
通勤には基本的にA4サイズの書類が入るバッグを使っている。書類を持っていることが多かったし、今ではPCを持ち帰ったりすることが多いので、いつ何があってもいいようにA4サイズの大きめバッグ。
でも今ほとんどその機会はないんだよな。書類もないし、PCも週末の度に持ち帰らなくなったし、外出もないから相手に気を使う格好をする必要がない。
仕事以外でも大きめバッグを選ぶ心境として、心配性な性格もある。必要なものは常に持っていたいタイプで、あまり人に借りるのもその場で買いに走るのも好きではない。
一泊旅行のとき、大した荷物ではないだろうと思っていても、メイク道具や着替え、充電器にメガネにクリームに本に、寒い時のためにカーデやストールも、、なんて荷造りをしているとあっという間に大きめバッグもパンパンになってしまう。さらにこれ持って観光なんて勘弁してくれと思う重量になる。
とはいえ無駄な物は入っていないし、これ以上減らせない状態でお出かけした。ふとガラスに映る自分の姿が目に入る。
そこには、バッグにトップスの肩周りが引っ張られてインナーのノースリーブが丸見えになっている私が。自覚が無かったので衝撃だった。
違うタイミングでは、背中の首部分にあるタグがべろんと顔を出している。普通に着ていたら絶対に見えない部分なのに…。これも衝撃的な光景だった。
そんな自分を見て、なんてだらしない女なんだろう…と思ってしまった。
冬ならコートを着ているし、そこまで崩れることはないんだろうけど、夏の薄着の状態だとあられもない格好になっているんだな。これは普段の通勤時にも起こっていることかも、と思ったらものすごく恥ずかしくなってしまった。
これからはバッグを肩にかけるのを控えようと思う。どうしても重いときには難しいけど、洋服がおかしくなっていないかは気をつけるぞ。
そういえば、前に誰かファッション好きの芸能人かスタイリストが、洋服の形が崩れるからバッグは肩にはかけない、と言い切っていたな。どんなに重くても手持ちだそう。
そのときは、そんな人もいるんだなーおしゃれは我慢だね、なんてのんきな感想しか持っていなかったけど、今は切実な問題。
プライベートでも小さなバッグって持たないからな。バッグを小さくする、または手持ち部分が短くて肩にかけられないものを選ぶっていうのも解決策のひとつかもしれない。やってみよう。