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自意識過剰な生活

「私が楽しくて充実した人生」を送るための毎日

「わたしの神様」小島慶子

■本・映画ログ

これ、おもしろかった。一泊旅行の行きの電車で読み始めたのだけど、夢中になりすぎてホテルに着いてもしばらくこれ読んでた。翌日の帰りの電車用に半分残しておきたかったけど、止められなくてその夜に読破。

Kindleで買って積ん読していたんだけど、埋没させなくて良かったー。

 

わたしの神様

わたしの神様

 

 

女子アナとその周りの人たちの間で起きる事件が描かれていて、ドロドロネタが大好物の人はおもしろいと思う。

 

小さい頃から可愛いと愛でられて育ち、男性からの下心が混じった視線と女性からの妬みが混じった視線を感じつつ、生まれ持ったものを活かして女子アナになったまなみ。

東大卒で仕事もできて強気美女だが、プライドが高く周りを見下しているため孤立しがちで、男性社会で不毛な対応を受けていると考えている望美。

ハーフに生まれるも平坦な顔を持ち、母からは清く正しく生きなさいと言われ続けて育った自己満優等生のアリサ。自分は絶対に正しいという視野の狭さ。

女子アナ試験に落ちて総務だか地味な部署に配属され、女子アナ戦争に苦しむ同期たちを高見の見物しているものの、嫉妬にまみれて不倫やゴシップなど仕返しを図る裕子。

 

とにかく最初から最後まで、悪い意味での女っぷりがすごくて、その怨念にダメージを受けながらも手が止まらないという感じ。きっと女子アナの世界には、こういうことが珍しくもない程度にあるんだろうなーと思った。もちろんこんなに大袈裟ではないかもしれないけど、現実はもっとドロドロしていることもあるかもしれない。

何も女子アナだけでなく、普通の会社でも起こるよね?これに似た事起こるよね??結局、男性と女性が一緒にいると、こういうことはどこでも起こるのだよ。自分は関係ないと思っていても、すぐ隣でこんなことが起こっているかもしれないし、うっかり巻き込まれて割を食っている可能性もある。誰も丁寧に教えてくれないから気づかないだけかもしれない。それに、腹を立てて自分から仕掛けていることも。

こわいなー。

 

わたしがどのタイプかというと、、おそらく全部。全員の性質をすべて持っていて、何かあるたびに誰かが強く出てくる、という感じ。今のところコントロールできないほど感情的になることがないし、ある程度抑えられるから事件を起こしたりはしないけど。

 

登場人物たちはここまで軸を突き通して行動できるのもちょっとうらやましいなとも思う。でも私はしないけどね。ちゃんとコントロールして生活しよう。