浴衣ウォッチャー
8月は、花火大会やら夏祭りが同時多発テロのように起こるため、週末の度に浴衣姿の人々が大量に発生する。
私には関係ないため、つい言い方にトゲが…。
たいてい若い男女が多い。
20才前後の若いカップルが、浴衣を着ていつもよりテンション高めでイチャイチャしているのを見ると、まあかわいらしく感じる。
女性の方は、明るめの浴衣でゲタも揃えて髪の毛もセット。男性の方は軒並み暗めの落ち着いた色味の浴衣。
ふたりとも非日常の体験をしているせいか、いつもよりテンションが高めなのも、なんだか良い。笑顔も150%増しなんだろうな。
なんともうらやましい。
浴衣がうらやましいのか、若いのがうらやましいのか、カップルがうらやましいのか分からないが、とにかくうらやましい限りだ。
しかし浴衣も見慣れてくると、ぱっと見のデザインだけではなく、その着方にもいろいろと気づきがある。
着付けの善し悪しは明確に分かるな、ということ。
しっかり着ている人は、きっと誰かに着付けをしてもらったんじゃないかなと。帯とか自分でやるよりも人にしてもらった方がうまくできるしね。
自分で着付けを習っている人もできるだろうけど、若い人で着付けを習っている人なんて早々いないだろうな。
一方、これから向かうというとき、すでに裾がガタガタ・帯の周りがクタクタになっている人もいる。
これは頑張って自分で着たのか、浴衣を着て何も気にせず動いたのかしたのだろうな。
女性だけでなく、男性の着崩れも目立つから気をつけてほしいな。
あとは歩き方とか所作の部分でもいろいろと気になってしまうのよね。
がに股の人は、それだけで浴衣が崩れてくる。さらに大股の人も。いつもは気にならないのだろうけど、浴衣着て大股ってすごく違和感。
あとは、電車とかに座るときに股を開く人も気になっちゃうなー。。
浴衣姿だと良くも悪くも注目されちゃうから、所作とかにも気をつけた方が良いと思った。
まあ、今年私が浴衣を着る機会は、おそらく無いだろうけど。。