「危険なビーナス」東野圭吾
いやこれ、やっと読めた。
たしか去年だったと思うけど、図書館で予約をしたら数百人待ち。それでやっと回ってきた人気の本。
東野圭吾って相変わらず人気だな。
弟の失踪と、急に現れた弟の結婚相手と、数年前の母の死と義父の危篤と、義父の家系のお家騒動が絡んだストーリー。
あーやっぱり東野圭吾なら、こうくるよねーと思ったけれど、毎度のことながら最後まで読まないと事件の真相は分からずだった。
いろんな伏線が絡んでいて、ほんとに毎回引き込まれる。ハードカバーはいつも分厚いけれど、途中で止めることができずに一気に読み進めるしか選択肢がなくなる。
今回も週末に読もうと思って、土曜の夕方に読み始めたのだが、途中で止められなくてそのまま最後まで読み切って夜中の2時。次の日日曜だったから、久々の夜ふかし。
いろいろと複雑な事情とか人の感情とかあって、基本的にはダークな面多しだけど、だからおもしろいのかもな。
あでも、今回のヒロインというか、弟の妻だと名乗って現れた女性は、東野圭吾の作品にはあまり出てこないタイプの女性だったかも。
全部読んでいるわけではないので、適当かもですが。