最近Voicyばかり聞いている
これまでラジオに全然興味がなかったんだけど、最近は音声メディアっておもしろいなと思っていろいろアプリを探して試している。
きっかけはVoicy。
声のブログと言われているけど、たしかに人気のブロガーやyoutuberが多く参加していて、これまでイメージしていたラジオとは全然別物な印象。
元々好きだった・知っていた・気になっていた人の投稿から聞いているのだが、あくまでテキストと写真しか知らなかった相手なので、声をきくとイメージとのギャップがあっておもしろい。
もちろん良いギャップだけではないのだが、そのギャップですらプライベートの時間を一緒に過ごしているようで、これまでよりも身近に感じることができる。
声って不思議だなあ。
目から得る情報の受け取り方とは、別物なのかしら。
耳から入る情報って攻撃的に受け取りにくいのかもとも思う。
話す方も動画みたいに自分の映り方を気にしなくていいから、取り繕えなくて素が出やすいのかもしれない。
ちょっと考えてみたけれどラジオに興味が持てなかったのは、そもそもターゲットの年齢層が高いんだと思っていた。
(聞いたことないけど)オールナイトニッポンとかお笑い芸人がやっている番組はおもしろいのかもしれないけれど、ほとんどは中高年のおじさんおばさん司会者ときっちりアナウンサーって組み合わせが多くない?
それで時事ネタとかリスナーからの質問とかについて話していて、ほぼテレビと印象が一緒。きっちり番組作っていてオチがあって。だからそのオチが合わないと全然おもしろくない。
誰だったか、実際にラジオ番組を制作している人なんだと思うけど、その人がVoicyに投稿されている番組を批判しているブログを見かけた。
番組の作り方がなってない、雑音が入るなんてあり得ない、聞き取りにくい話し方、構成がなってない、、みたいなことをつらつらと語っていた。
ラジオ的には正しい批判なんだろうけど、Voicyはラジオじゃないし、仮にそうなったら私は聞かなくなると思う。みんな同じような構成できっちり外向けの内容で話されたらつまらない。
実際にラジオを聞かない人がたくさんVoicyを聞いているわけだろうし、そこで聞きたいのは投稿する人のプライベート感とかテキスト(ネット)では知らなかった新しい側面なんじゃないかなと。
構成とか内容とか気にせず、言いたいことを言う、聞きたい人がそれを聞く、で充分ではないかと。
実際にランキング上位に入っているものってプライベート感満載な、何の役には立たなそうなものが多い。アナウンサーが読んでいるニュースとか情報番組もあるけれど、あまり再生回数はいっていない模様。
あとラジオは番組表通りなのも都合悪かったなあ。4マスって言うだけあって、基本テレビと同じだよね。
そんな感じで最近はVoicyで朝・晩と更新されている番組を聞くのが日課になってきた。
どれも10分程度なのも嬉しい。あまり長過ぎると隙間時間に聞きにくい。あとは実用的だったり真面目すぎる内容ではないのも、聞き流しするのにいいのかも。
真面目な内容だと、真剣に聞かなくちゃ、、と思ってハードル上がるから。
私がよく聞くのは以下の方々。
・はあちゅうさん…声がキレイで聞きやすい。あと投稿数が多くて朝晩ともに更新されているのが地味に嬉しい。
・イケハヤさん…予想以上にイケボ。低くていい声してる。仮想通貨がメインテーマだけど、個人的にはプライベートの話とか仕事論の話が好き。
・ベンチャー支援家Kさん…この方も声がステキ。内容もベンチャー界隈のネタを辛口めに切って行く内容でおもしろい。
・さとうゆうすけさん…起業家の方だけど、とにかくけだるくゆるゆるな話し方がけっこう好き。全然更新されないなと思っていたけれど、Voicyの株主だからアカウント開設したのかと。
あと、仕事関連とか有益な情報を期待するチャンネルもあるけど、今回は割愛。
他にも数名フォローしていて、更新されると聞いているが、声から受ける印象ってこれまでと全然違うので、わざわざ挙げるほど好きとは言えないかもと思った。
声自体の好き嫌い、話し方の特徴(よく言うフレーズとかイントネーション)、スピード、いろんな雑音など、ちょっとしたことで印象が変わるから不思議だ。
Voicyで新しいチャンネルが開設されているようで、これからもっといろんな人が始めそう。
スポンサーでもなんでもいいからマネタイズできて、話し手が続けるメリットがあるサービスになればもっとおもしろくなりそうだなと思った。