自意識過剰な生活

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「ハレ婚。」を読んで結婚について考えたら夜眠れなくなった

最近、また満喫に行くようになったんだけど、お目当てのマンガがなくて代りに手に取った「ハレ婚。」。

かなり前に途中まで読んだことがあったんだけど今17巻まで出てて、どんどん怖い感じになっていってた。

おもしろくて読み進めていたつもりだったんだけど相当衝撃的だったようで、その夜はうまく眠れず、目を閉じても結婚について考える羽目になった。。

 

 ハレ婚。(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 Amazonのkindleだと3巻までは無料で読める。

 

あらすじ的なのは、、主人公の小春は東京での不倫に疲れ、地元茨城に戻る。

すると地元では妻を4人(たしか…)までとれる一夫多妻制、「ハレ婚(ハーレム婚)」が認められていた。

家の借金のために、すでに2人の妻がいる龍之介の3番目の妻になる。

 

から始まる物語。

実は最近少女漫画にハマっていて、それ系は大体展開が同じだったので勝手に当てはめていたんだけど、ことごとく裏切られておもしろかった。

 

龍之介は小春と子供の頃に会っていて、ずっと思っていて結婚を狙っていて茨城にやって来た。

その前提で、すでにいた2人の妻も小春は龍之介にとって特別だという認識があり、さらに第2夫人のまどかが離婚して、第1夫人も妊娠をきっかけに元カレについていくか迷う、、なんてイベントが発生したから、てっきり2人とは別れて小春と対になると思ったら、全然ならない。

3人を平等に愛してるんだって。

たしかに小春の主人公っぽさがなくなってきた気がする。

最新刊では龍之介の仕事が忙しくなって家に帰れなくなるし、一度離縁したまどかが再登場して龍之介が誘ってるし、小春は不妊に悩んで悶々としてるし。

 

少女漫画みたいにキレイにいかないのが現実だよなあ。。

これ読んで何を悶々と考えたのかというと、、

 

・今の結婚制度は改善した方がいいよな

一夫多妻というか多夫多妻にすべきというわけではないけど、一対一の関係でその他との関係はすべて不貞、みたいなのって非現実的なんじゃないかと思っていて。

もしくは結婚はあくまで財産分与とか共同体に関する家族としての契約であって、恋愛とか子育てはその人とでも他の人とでもしてOKにするとか。

結婚って生活も財産も肉体関係も強く縛るものだから、段々と辛くなりそう。

数年の話じゃなくて何十年と続く前提のものだから、縛られると苦しい。

内容を軽くして結婚・離婚がお付き合いくらいカジュアルになるのもありかもしれない。

 

そうなったらもっとうまくいくかな、なんて考えている。

 

・何年も共に生活をすることで起こる変化

慣れや飽きもあるだろうし、妊娠出産や子育てで生活の変化もあるだろうし、ずっと同じ人と同じ関係でいられるものだろうか。

いられないよなー。それは無理だよな、変化していくのか。

ハレ婚の中で龍之介は妻を平等に愛するとして、夜もローテーションで順に回っていくんだけど、男性だって毎日するの大変そうだ。

男性は3人相手できるけど、女性は3日に1回だし、ずっと同じ人だから、何人かいた方が良さそうなのに、と思った。

 

たった数年だけど微妙な関係の変化も描かれていて怖い。

 

・一度に何人も平等に愛せるのか

いわゆる家族ではなく、関係のある異性数人を平等に愛するってできるのかな。

想像するに優劣は出てくる気がするけど。

契約したのに不平等さが出るともめるだろうな。

じゃあ自分が数人を平等に愛せるかというと、、できるのかな。

面倒になって、だったら一人でいた方がいいって思いそう。

 

 

 

全然まとまってないけど、とにかく結婚が怖くなった。

いろいろ知ってしまうとあれこれ悩むから、勢いと憧れだけで動ける頃に一度結婚しておいた方が良かったかもな。

 

 

最新刊はこちら。

龍之介はイケメンだしセクシーだし変態だし絶倫だし、こういう人いたら惹かれるなあ。

しかもピアニストって最高か。

 

ハレ婚。(17) (ヤンマガKCスペシャル)