「鬼滅の刃」にハマっている
人気なのは知っていた。知っていたのだが読んでなかった。
それがある日、朝の情報番組で”女性ファン急増!今大人気の『鬼滅の刃』”みたいな特集組まれていて、これはキャズムを超えたなあ、私かなり遅れているかも、、と思い、やっとこさ手に取った。
結論は、おもしろかった。
なんでもっと早く手に取らなかった?!という疑問でいっぱい。
私的ここがおもしろいよ!『鬼滅の刃』
ストーリーはかなりの王道パターンだと思う。
大正時代、主人公の炭治郎は山で家族と暮らしている。
しかしある日、人を食らう鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹は鬼になってしまう。
妹を人間に戻すために、鬼のボスに立ち向かう物語、ですね。
主人公の炭治郎がめちゃくちゃ良い子!みんな良い子!!
やりすぎなくらい天然でまっすぐに育った炭治郎が本当に良い子で、それだけで泣けてくる。笑
鬼化した妹に襲われようと、鬼化した妹を処分しようと格上の相手に攻撃されても必死に耐える炭治郎。
ただただ純粋に応援したくなる。
あと天然故か、おかしなセリフがあっておもしろい。
鬼との戦いの後で満身創痍だったけど、仲間や妹に心配をかけないように平気なふりして動くんだけど、
「俺は長男だから我慢できる。次男だったら無理だ。でも俺は長男だから」
とかいう無理やりなロジックで踏ん張る炭治郎を見て、シリアスなシーンだったけど爆笑してしまった。
よくよく考えると、父が早くに他界して、母と小さな妹弟たちを守るために生きてきた炭治郎の軸なんだろうなと理解。
しかし急に出てきてびっくりした。作者の人、おもしろいな。
それぞれが抱える過酷な事情。泣ける。。
炭治郎が目指す、鬼と戦う部隊、鬼殺隊。
この面々もみんなそれぞれ鬼に大切な人を殺されたりとか泣ける事情を持っている。
順を追ってオープンになっていくんだけど、全員分泣ける。
悲しい、ほんと悲しい。
さらに敵側の鬼ね。じゃあ鬼がみーんな絶対悪なのかというと、、鬼はみんな元人間なわけですよ。
鬼のボスである鬼舞辻無惨(きぶつじむざん、っていうすごい読み方…)の周りにいる上弦・下弦、合わせて12人?の強い鬼。
これも炭治郎たちと戦っていく中で事情が分かるんだけど、みんな辛い思いをしていてさ、、これまた泣ける。
鬼舞辻無惨だけが人間を鬼化できるらしく、自らスカウトしてるみたいね。
だから鬼化された人は、鬼にひどい目に遭ったわけではなく、周りの人間や家族にひどい目に遭ってボロボロのところに鬼舞辻無惨が現れて、ある意味救いの手を差し伸べてもらい、力を分け与えられた、みたいな。
悲しい、これでもまた泣いてしまう。
心底悪い鬼もいるけど、数人くらいかな。
とにかく根っから悪い奴は鬼舞辻無惨って感じなんだけど、この人も元々人間で、鬼化したのには理由があったりして、なんかもうやるせないよ。
これから見る人には【アニメ】→【漫画】がおすすめ!
最近のアニメはすごかった!
アニメなんてちゃんと観てたのは小学校、中学校くらいまで。
あ、話題の映画とかがあると稀に観るくらいかな。
たまーにサザエさんとかまるちゃんが目に入るくらいだったんだけど、、
アニメの進化にびっくりした!
すごく綺麗!リアル!遠近感すごい!
キャラクターが3Dになったとかではないし、それは全然望んでいないんだけど、昔と全然違うって思ったのは、背景かな。
雪が降るシーンとか、電車から見る風景とか、広い屋敷の遠近感とか、この辺りが全然違う。リアルっていうと変な感じだけど、動きとか奥行きを感じるのよー。
最近全然観てないって人は是非見てほしい。
手軽だし、アマプラ会員だからと思ってアニメを見始めたんだけど、それからハマって急いで漫画で全巻読破した。
それでも続きが気になって、めちゃくちゃググってる。笑
続きが気になる!
現時点だと、アニメはシーズン1が完結していて、今年に映画化されるみたい。
漫画は18巻まで出ていて、いよいよ鬼舞辻無惨との直接対決に発展するか?みたいなところよね。
この漫画は、鬼との戦いでバンバン人気キャラが死んでいく。
鬼殺隊のトップのキャラクターもすでに二人死んでるし、一人は戦闘不能な体になって前線から離れたし。
終わりがちゃんと設定されてて、物語が進行しているなって感じがする。
どんどん強い敵が現れて、それに合わせて自分たちもどんどん強くなっていくスタイル(ワンピースとかドラゴンボールとか)もおもしろいんだけど、長すぎるとついていけなくなるのよね。
最後は鬼舞辻無惨を討ったものの、主人公以外は全員死亡、、みたいな残酷なラストも考えられるけど、早く次がみたくてウズウズしている。
楽しみ楽しみ。
プライムビデオのほか、ネットフリックスでも観れるらしい。
ビーズスターズのアニメもおもしろいって聞いたから観てみたいな。これはネットフリックスだけらしいけど。