「求められているのは今しかない」から
”はっ”とした話。
予想外のところで予想外の話題が出て、思わず凝視してしまったし、その後もなぜか定期的に思い出すので刺さった言葉だったんだと思う。
半年後にどうなっているか分からない
とある女性のYouTubeを見ていて、内容はゆるいおしゃべり動画だから流し聞きしていたんだけど、最後の最後に驚きの話題に。
動画も終わるかと思ったタイミングで思い出したように、歯をなおしたことを報告していた(多分インプラントにした)。
本当は矯正が良かったけど半年以上時間がかかる。
でも芸能の仕事で半年後に仕事があるかどうか分からないし、求められているのは今しかないから変えちゃいましたーー。
みたいなことを、これまでのゆるいおしゃべりと同じトーンで話していて、さすがに聞き逃せなかった。
勝手な想像だけど、この女性のキャラクター的にも出身的にもこんなにもちゃんと考えているとは思わなくてびっくりしたんだよね。
とある番組で人気が出て、そこから芸能の仕事をするようになって今アラサーかな。
少し前まで人前に出るような仕事ではなかったし、想像するにまだ仕事が楽しい時期というか目の前のことを必死にやっていて先の事まで考える余裕のない時期なのかなと。
だからこの冷静な考えを聞いて驚いたというか、ゆるい話し方でこの考えが聞こえてくるとは思っていなかったからインパクトが強かった。
「この仕事をし続けたいから努力する」をしてみたい
この女性の活動を追っているわけではないから推測だけど、番組出演時から人気があってすぐに事務所に所属していたし、その後もいろいろな番組に出演したり商品のプロデュースをしたりと仕事は順調そうに見える。
それでも半年後の保証はないと感じるほどにシビアな世界なんだなーと。
”芸能人だ、わーい!”なんて浮かれた気分でいたら、すぐに居場所がなくなっちゃうのか。
見た目や話し方で勝手に判断していた部分もあるのかな、、反省。
家で撮影しているからって全部が素というわけではないし、そういう部分は見せないか。
そういう点でいえば、芸能界より会社の方がゆるいというか、”半年後に求められていないかも…”というヒリヒリ感を常に持って仕事している人は少ないと思うのだがどうだろう。
少なくとも私は会社員時代に、そこまでシビアに考えていなかった。
会社員ならではの特権というか、一方的に解雇されるなんてことはないだろうからっていう前提があったし、ふてぶてしい社員だったかも。笑
フリーランスになってからも急に終了することもなかったから、そこまで必死に毎日を生きたことってないかもな。
ある程度覚悟は常にあったし、特にコロナ禍でそれがデフォルトになったから、そういう意味では私も来月が確約できていない状態ではあるんだけど。。
この女性と違うのは、それでも居続けられるように頑張ろうと努力する姿勢かもしれない。(書いていて恥ずかしいし、書きながら気づいてしまった…)
なくなる可能性があることは分かっているし、実際なくなっても仕方ない、というような諦念の方が強かった(今もだけど)。
なくなったら次どうするか考えよう、みたいなゆるゆるな考え。
半年後になくなるかもしれない仕事だから今できることを頑張ろう、みたいな考えは、、なかったなー。
この女性に憧れていたわけでもなく好きだったわけでもなかったけど、急に魅力的に見えてきたよ。
私はというと、最近は迷いすぎて自分が何が好きか、何をしたいのかも分からなくなってしまったの。
何かしたいけど何もしたくないし、でも何かしないと生活できない。
今できることを全部しておこうと思えるようなことがあるのは幸せだと思う。
現在必死に探し中&考え中。