お隣さんへのご挨拶

つい先日、隣の部屋に新しい住人が引っ越ししてきた。なぜ分かるかって、引っ越し時のバタバタした音とか共用部に段ボールが出ていて「われもの」と書いてあったり、とにかく分かりやすかったので。

引っ越し大変だよねーなんて思っていたところに鳴り響くインターホンの音。やけに聞き慣れない音だけどと思ったら、マンション入口のものではなくこの部屋のインターホンだった。最初は宅配便の人が入っちゃったついでにこっちにも届けにきたのかと思ったのだが、どうやら違う模様。その日３、４回鳴ったけど、すべて居留守。

ちなみに自分勝手なルールなのですが、相手が誰だか分からない場合はインターホンには出ないことにしている。インターホン押すなんて宅配便くらいなものだが、大概平日に不在票が入っているので、再配達で指定した時間に来たものしか受け取らない。いつからこうしているのかは分からないけど、いきなり押し入られたらどうしようもないし、カメラ付インターホンでもないからとにかくこういうやり方をしている。そういえば宗教の勧誘とかすごく失礼でしつこいNHKの督促の人とかいて嫌になったのかも。

今回はなんとなくお隣さんかなと思ったけど、マイルールを徹底。そしたらなんとドアノブにメッセージカード付きのお菓子がぶら下がっていた。私とは反対側のお隣さんのドアノブにも同じものが。東京にきて引っ越しのご挨拶を受けたのってこれで２回目。前回は私の部屋以外は広くて家族で入居しているマンションだったので、そこのご夫婦が挨拶にきた。その他はないし、もちろん私もしたことがない。

別にこの人もお隣さんと交流するつもりはないだろうけど、今のご時世なんとも丁寧な人だなと思った。それが良いのか悪いのかは分からないけど、とりあえず私にはできないことだと思った。