自意識過剰な生活

「私が楽しくて充実した人生」を送るための毎日

”見た目で判断する”ことについて

見た目で判断することは良くないことと言われている。

でもさ、そんなことはみんな分かっているけど、実際のところまずは見た目で判断するよねって話。

最近私も見た目で判断してしまったことがあるので、ちょっと考えてみた。

 

初対面の人を”見た目”で判断してしまう

最近参加した読書会で出会った人。

集合時間に遅れるし、挨拶も適当だし、口数も少なく表情も乏しい。他の人が挨拶している間はそっぽ向いていてちゃんと聞いているのかいないのか。しかも人が話し始めたのにスマホゲームしてるって…。

 

「微妙だなー」と思ってしまった。

見た目というのはなにも容姿が整っていることだけではなく(むしろこれは劣後)、表情やコミュニケーションしようとする姿勢、清潔感などを全部含めての”見た目”。

第一印象が悪かったのよね。。

ただ今回の人は第一印象はイマイチだったけど、読書会で順に話していく中で、実は話したがりな人で知識も豊富ということが判明し、最後は悪い印象は払拭されたのだが。。

 

最初の印象で判断しちゃって反省したけど、それにしたってあんな態度の人を好ましいと思う人なんていないと思う。

そう考えたら最初にそう思われることは想定内で、印象が悪くても構わないと思っているのかもしれないなと。

 

もしくは本当に何も気にしない人で、第一印象でそう思われていることを一切気づいていない可能性もあるかもしれないが、、これはないか。

(その後話した感じでは天然でもおバカでもなくジャンル広く博識だったので、第一印象にまつわる話を聞いたことがないわけではなさそうだからこの線はなし)

 

印象の悪い”見た目”であることを分かった上でしている、と理解できる

今回の人は40~50代かな、中年男性が2名(同じような雰囲気の人が同時にいたのよw)。

男性だけに限らないけど、中年以降になると無表情なだけで威圧感が出てくる。ましてやその他のメンバーがあきらかに年下の場合はなおさら。

 

つまらないならわざわざ休日の読書会にお金払って申し込みして来ることないのに…とか思ってしまうけど、本人たちは楽しみで来ているのよね。

話し始めてからの様子を見ると、それが分かる。

 

「第一印象が大事」とか「出会って数秒で判断される」とか、何度も聞いたことがあるはず。それでも変えないのは、ある程度そう思われても仕方ないということを考慮しているんだろうなと推測。

それでもメインの読書会では話したいこともあるし、感想戦ではどんなジャンルの本がこようとも流暢に話し合えるので、第一印象くらいどうでもいいと思っているのかもしれないなあ。

 

もしくは第一印象が重要なのは分かっているけど、自分だけは適用されないと思っているとか??

 

ちょっと意地悪な目線も入りつつの予想だけど、さすがに大人になって仕事もする年齢だったら相手にどう見られているのか考えたことがない人はいないはず。

その努力をしない人にはしないなりの理由があるだろうし、仕事とプライベートで分けている人もいるかもしれないし、何も考えていない人もいるんだろうなと。

 

今回は第一印象よりも話した後の印象の方が良かったから、本番の読書会は全員参加で楽しく終えられた。

第一印象なんてちょっとの努力で大きな変化が出るから、やった方がいいのになと思うのだけど、そういう人ばかりではないので考えてみたくなった。

 

”見た目”から入って中身で修正をかけていく

第一印象といっても自分の経験から、勝手にこういうタイプとか好きだ苦手だと判断している場合もあるから、あまり最初の印象にとらわれないようにしている。

ただ、”なんとなく苦手”に含まれる情報量は意外に大きくて、話してみてもやっぱり苦手だった、ということも多い。

とはいえ、第一印象からガラッと変わって大好きな人になることもあるし、あーだこーだ言うのはできるだけ人となりを知ってからの方がいいよね。

 

人を見た目で判断しないようにしているつもりだったけど、やっぱり第一印象のインパクトは大きくて、特に苦手な人は強く印象が残ってしまう。

第一印象を持つなというのは無理な話なので、それもひとつの情報として持っておきつつ、その後話していく中で徐々に修正していく形がいいのかもしれないなと。

 

見た目で判断してしまった反省からの、第一印象を踏まえての修正・情報追加をしていくのが私にとって無理がなく決めつけなくていい方法かなと考えてみた。

 

気を付けていても理由なく嫌ってくる人もいるだろうし、あまり真剣に考えても仕方ないかとも思ってみたり。

 

 

あー、、うまくまとめられなくて読みにくい流れになってしまったけど、思いのたけを書きたかったのでこれでよし。

 

「求められているのは今しかない」から

”はっ”とした話。

予想外のところで予想外の話題が出て、思わず凝視してしまったし、その後もなぜか定期的に思い出すので刺さった言葉だったんだと思う。

 

半年後にどうなっているか分からない

とある女性のYouTubeを見ていて、内容はゆるいおしゃべり動画だから流し聞きしていたんだけど、最後の最後に驚きの話題に。

動画も終わるかと思ったタイミングで思い出したように、歯をなおしたことを報告していた(多分インプラントにした)。

 

本当は矯正が良かったけど半年以上時間がかかる。

でも芸能の仕事で半年後に仕事があるかどうか分からないし、求められているのは今しかないから変えちゃいましたーー。

 

みたいなことを、これまでのゆるいおしゃべりと同じトーンで話していて、さすがに聞き逃せなかった。

 

勝手な想像だけど、この女性のキャラクター的にも出身的にもこんなにもちゃんと考えているとは思わなくてびっくりしたんだよね。

とある番組で人気が出て、そこから芸能の仕事をするようになって今アラサーかな。

少し前まで人前に出るような仕事ではなかったし、想像するにまだ仕事が楽しい時期というか目の前のことを必死にやっていて先の事まで考える余裕のない時期なのかなと。

 

だからこの冷静な考えを聞いて驚いたというか、ゆるい話し方でこの考えが聞こえてくるとは思っていなかったからインパクトが強かった。

 

「この仕事をし続けたいから努力する」をしてみたい

この女性の活動を追っているわけではないから推測だけど、番組出演時から人気があってすぐに事務所に所属していたし、その後もいろいろな番組に出演したり商品のプロデュースをしたりと仕事は順調そうに見える。

それでも半年後の保証はないと感じるほどにシビアな世界なんだなーと。

”芸能人だ、わーい!”なんて浮かれた気分でいたら、すぐに居場所がなくなっちゃうのか。

 

見た目や話し方で勝手に判断していた部分もあるのかな、、反省。

家で撮影しているからって全部が素というわけではないし、そういう部分は見せないか。

 

そういう点でいえば、芸能界より会社の方がゆるいというか、”半年後に求められていないかも…”というヒリヒリ感を常に持って仕事している人は少ないと思うのだがどうだろう。

少なくとも私は会社員時代に、そこまでシビアに考えていなかった。

会社員ならではの特権というか、一方的に解雇されるなんてことはないだろうからっていう前提があったし、ふてぶてしい社員だったかも。笑

フリーランスになってからも急に終了することもなかったから、そこまで必死に毎日を生きたことってないかもな。

ある程度覚悟は常にあったし、特にコロナ禍でそれがデフォルトになったから、そういう意味では私も来月が確約できていない状態ではあるんだけど。。

この女性と違うのは、それでも居続けられるように頑張ろうと努力する姿勢かもしれない。(書いていて恥ずかしいし、書きながら気づいてしまった…)

 

なくなる可能性があることは分かっているし、実際なくなっても仕方ない、というような諦念の方が強かった(今もだけど)。

なくなったら次どうするか考えよう、みたいなゆるゆるな考え。

半年後になくなるかもしれない仕事だから今できることを頑張ろう、みたいな考えは、、なかったなー。

 

この女性に憧れていたわけでもなく好きだったわけでもなかったけど、急に魅力的に見えてきたよ。

 

私はというと、最近は迷いすぎて自分が何が好きか、何をしたいのかも分からなくなってしまったの。

何かしたいけど何もしたくないし、でも何かしないと生活できない。

今できることを全部しておこうと思えるようなことがあるのは幸せだと思う。

現在必死に探し中&考え中。

 

オンライン読書会で異文化交流

ひさびさの読書会参加。

今回は初のオンライン読書会だったんだけど、なかなかに衝撃的な経験だった。

 

まるで異文化交流…

まず驚いたのは、参加者の年齢層

これまでに参加した読書会は20代~30代が多くて、あんまり若い層ばかりだと気使うかなーっていう心配があった。

 

しかし今回はほとんどが40代以上。

というか、おそらく50代・60代がメインだったんじゃないかしら。。

年上すぎると顔だけで判断ができないのよ、、私と親(70代)の間くらいの年齢ということは分かったけど。笑

 

年齢が高いことはまったく問題なし。

落ち着いた雰囲気の会の方が好き。

ただ、これまでにいろんなタイプの人と関わってきたつもりだけど、自分が関わってきた人なんて所詮近場の人たちだけなんだなーと気づかされた。。

 

なんかね、はっきりは言えないけど、話すトーンも内容も普段見ないような反応をしている人が数人いて、ちょっと困ってしまった。

全然理解できなくて焦った。。

 

というかおひとり、まるで酔っぱらってるようなスピードと支離滅裂な内容を話している人がいたんだけど、、あれは酔っぱらってたよね?!

自分の言いたいことだけ言って、これが正解!的な強さがあって、その気にしない感は少しうらやましい。

常に周りとの軋轢は生むだろうけど。

 

よく分からない人が現れるとシャットダウン気味になる自分の悪い癖も露見してしまった。

くー、、まだまだ未熟だわ。

 

読書会に興味あり

以前オフラインの読書会に参加したときはかなり楽しくて学びも多くて、良い思い出だったんだけど、今回はガラッと変わって反省点と違和感がすごかった。

初めましての人がほとんどだと思うけど、管理人の志向によって集まる層が変わってくるのかな。

年齢を指定しなくてもなんとなく管理人と近い世代の人が集まりそうだし、何の制限やテーマも設けなければ自然とそういう感じになるのかな。

 

あと今回は人数が多かったので感想戦は2組に分かれたんだけど、私は管理人がいない組で、進行に支障が出た。笑

誰も進行役ではないから時間配分にも偏りが出たし、次に誰が話すかで毎回お見合いして無言の時間もあったし。

2組に分けるならちゃんとファシリ役を決めておかないとダメよね。

 

ただ場がセットされているだけの会だったから文句のいいようもないけれど、もっとうまく運用できるのになーと思ったり。

自分で開いた方が楽しいかもなーという感想。

 

ただこういうイベントを開催するときって、理解が難しい人やあまりにも突飛な人がきたときの対応が難しそう。

参加する人たちに何か共通点があるといいんだけど。

共通言語を話せる人同士なら変に揉めたりしなそう。

 

最近コミュニティ運営に興味があって、まさにその難しさに少し触れた気分なり。

 

 

いろいろ考えるところはあるけど、今回の読書会はあんまり楽しくなかった(これが本音w)。

 

「この仕事をしたい!」と思ったものを振り返る(実際になったりならなかったり…)

仕事についてあれこれ考える毎日ですが、ふとこれまでにやりたくなった仕事がいろいろあるなと思ったので振り返ることにしてみた。

”あれになりたかったなー”なんて懐かしく思ったり、”全然一貫性ないやんこいつ…”とあきれたり、いろいろ思うことがあるのでおもしろい。

 

ひとつの仕事や会社に一筋で寄り道なんて考えたことない、という人にとっては驚きの仕事人生かもしれない。

 

旅は続くよこれからも


ビジネスマンとしての成功を目指していた時期

まずは金融業界に入ったので、バリバリ働いて30歳までに年収1000万目指すぞーなんて甘いことを考えていました。

当時ビジネス書が特にブームでめちゃくちゃ読んでいたので、私にとってはあまり良くない影響を受けたなと。

 

■やりたかったこと

投資銀行でイケイケのディレクター

コンサルタント

・大企業での出世

 

まだ社会人経験も短いし、会社や仕事への理解も浅いので浮わついた考えをしていた時期。

まだ実績はないし努力もしていないのに、なぜか自信だけある。

この頃の自分、苦手だなー。笑

 

書く仕事に出会った時期

IT業界に移ってからは文章関係の仕事に興味があって、そのあたりをうろうろと。

やりたい仕事に関しては微妙に変化が見えましたが、書くことが必要な仕事を選んでいたかな。

この点は今も続いているので、本当に興味があったことを発見できたのかも。

やりたい仕事が20代後半で見つけられて、けっこう早い方なのでは?とも思うけど、まだまだ固まっていない状態。

 

■やりたかったこと

・広報

・コピーライター

・編集、ライター

・ブロガー

 

何がやりたいのか分からなくなる迷走期

異動で別の部署に移ったりして、ストレートに書く仕事からは離れつつも、副業や趣味で書き続けていた。

稼ぐのはこっちのスキルで、書くことは趣味で続ければいいし、稼げるようになったらスイッチしようと気楽に考えてあれこれ試す。

脚本とか小説は教室に通ったりして趣味としてエンジョイしていた時期は楽しかった。

いざ賞に応募となると急にハードルが高くなって挫折したなー。

 

■やりたかったこと

・脚本家

・小説家

・エッセイスト

 

フリーランスになり稼げるスキルをメインに続けていたが、どうにも飽きて今はまた書くことに関連する仕事を探し中。

とはいえ、何がいいのか、何をしたいのかが自分でも分からず現在も迷走中。

 

みんなどうやって仕事選んでいるの?

自分が聞かれたら困る質問だと分かった上で聞きたいんだけど、

 

・みんななんで今の仕事しているの?

・楽しいのはどのあたり?

・どれくらい続けるつもり?

・途中で飽きたりしない?

・その会社にいる理由ってなに?

・転職するときに重視する条件ってなに?

 

もうさ、この年次でこんな質問している時点で未熟だなーと思うけど、どうしてもこのあたりを悶々と考えてしまう。

すぐに飽きてしまうし、もっと自分に合う仕事/もっと自分がやりたい仕事があるんじゃないかと転職をしてきたわけよ。

それでもポンポンと転職できた時期もあったけど、今はもう転職すること自体が嫌になって仕事探しも消極的に。。

転職しようにも20代のようにポテンシャルで採用してくれないだろうから難しいだろうな。

 

フリーランスという働き方が合っていてそれは良かったけど、形は置いといて

”じゃあ何する?”という大きくて一番重要な問題が残っている。

 

はあ、どうしたもんか。

絶賛迷子なので答えはないです。

 

仕事以外に優先することがあればこんなに悩まないのかもしれないのかもしれない。

没頭できる趣味があるとか、家族がいるとか。

でもなー悩むことが趣味の一人暮らしだから、いつまででも考えてしまう。

行動するにも、行動してきていろいろ失敗してきたから、少し腰がひけているのかもしれないなあ。

 

はあ、困ったこまった。

ただのつぶやきです、、長すぎるつぶやき。

 

アニメ「チェンソーマン」の感想とネタバレ踏んだ話

ずっと友人に勧められていたチェンソーマン」のアニメを観た。

おもしろくて一気見。

”もっと早く観ておけばよかったー”はいつも思うので割愛。

次のシーズンが始まるのに1年以上かかるよねー

漫画で続きを読んでしまうか悩ましいところ。

 

 

チェンソーマン 1

 

チェンソーマン」の本筋ではない感想

「頭がチェンソーになってる!目はどこ?!」

って毎回思ってしまうので私はがちがちの固定概念持ちらしい。

そういえば呪術廻戦でも花御っていう目から木が出てる人?がいたんだけど、それもやけに気になった。

目がないキャラは特に気になるらしい。笑

 

本筋とは異なる感想ですが、デンジが初めて女の子の胸を揉むシーンがあって、

その感想が「こんなもんか…」的なのが妙にしっくりきた。

よく初体験で興奮して浮かれるみたいなシーンを見かけるけど、実際はそこまでハッピーで最高だった!みたいな感想を聞くことも少ないような。

性別問わず拍子抜けしたなーとかこんなもんなの?みたいな感想を持つ方が多いんじゃないかと。

 

勧めてくれていた友人に観たことを報告したら、真っ先に”デンジが初めて胸を揉んだ感想に共感した”という返事がきて笑った。

この作品の感想はそこじゃないのよ。

 

 

続きは漫画で読んじゃおうかなー。

でも先に読んでしまうと、アニメを今後観なくなってしまう恐れがあるんだよな。

鬼滅はまさにこのパターンで、アニメから入って速攻漫画で続きを読んで完結まで追ったから、それ以降アニメが止まっている。

スパイファミリーも漫画で読み始めたらアニメが止まったな。

 

呪術廻戦はアニメでストップしているんだけど、映画の時点ですでに熱がおさまってしまってまだ観てない。。

7月から新しいクールが始まるらしいので、再開できそうな気はするが。

 

難しいな、、間をあけずに終わりまで作ってほしいなと思ってみたり。

 

 

うっかりネタバレしてしまった

登場人物の名前が気になって、どういう字を書くのか検索したわけですよ。

だってデンジとかマキマとか漢字があるのかと思ったからさ。

 

そしたらもう即ネタバレが目に入ってきたよ。

チェンソーマン」としか検索していないのに、多くの人が検索している疑問が検索結果にサジェストで出てくるもんで、

誰が死んだのかとか誰が黒幕だったのかとか、察しが良い方なのですべて気づいてしまった。

 

公式ページと同じレベルで出てきちゃったら避けられないよね。

 

まあネタバレしても楽しめるタイプなので問題ないけど、思いがけずに知ってしまったのでびっくり。

難しいなー有名作品だと隠しきれないね。

ネタバレNGの方はご注意ください。

 

 

本が読める時期と読めない時期がある

読書は趣味のひとつだけど、”読みたい本がありすぎて時間が足りない!”と憤慨する時期もあれば、積読している本すらまったく目に入らない時期もある。

 

かなり個人的な感覚だけど、この読みたい時期とそうではない時期の変化について考えてみた。

 

読書

本を読みたくなる時期の私

本を読みたくなる時期の私の特徴としてひとつあるのは、ものすごく落ち込んでいるとき

落ち込むというか、何かに悩んでいる/迷っているとき、と言った方が正しいのかもしれない。

 

主に仕事や人生全般についてが多いけど、大きな決断をしたり行動しないといけないけど、どうすればいいのか分からない、助けてくれー!なとき。

その答えを本に求めがち

 

このときは小説でもビジネス書でも、とにかく気になったものを片っ端から読んでいくかな。

特に人生における大きな問題で、答えがないものは小説を選ぶなあ。

 

小説でもビジネス書でも私の問いにどんぴしゃな答えをくれることはほぼないけど、なんとなく冷静になれる。

混乱状態から抜け出すのに、読書の時間が必要なんだと思う。

 

 

あとは好きな作家さんやテーマを見つけたとき

おもしろい本を1冊見つけると、そこから芋づる式にその作家の著作をあたる。

もしくは誰かが推薦していたり、書店で話題の本!とかいって販売されているのを見かけて手に取ることも多い。

それをきっかけに読み始めるジャンルもある。

 

作家縛りで作品を読み進めることは以前からあったし、2年くらい前にミステリーにはまってしばらくミステリーばかり読んでいた時期もあった。

集中して掘っていっても掘りつくすことはないから、安心して飽きるまで読み続けられる安心感

 

 

本が読めない時期の私

あまり考えたことがなかったけど、まずひとつあるのは、理由は分からないけど悶々としているときかな。

何かに悩んでいるとか迷っているなら、本に答えを見つけようとするんだけど、何が原因か分からないのになんだかすっきりしない、というときはどうしようもない。

見たくもないのに動画や漫画で時間をつぶして、”あーあ、だめだな自分”みたいなことを言っている。

ちなみにこういう時期はよくある。

最近は特に多いなー。

動画の見すぎで頭が麻痺してきている気がする。

 

あとは好きな作家さんやテーマに胸がときめかなくなったとき

”あんなにおもしろかったのに”、”大好きだったのに”、みたいに思ってしまうことがある。

勝手な感想なんだけどね。

これは私の感受性の問題なのだろうか。

本に向き合う余裕がないくらい疲れているのかもしれない(自覚はないけど)。

好きな作品を”おもしろくない”とは思いたくないので、自然と本から距離を取っているのかも。

 

 

ムラがあるけどこれが私の読書習慣

ひと月で10冊読む時期もあれば、月に1冊しか読めない時期もある。

読んだ本はメモしているから振り返るのがおもしろい。

かなりムラがあるけど平均しても月1冊以上読んでいるし、趣味は読書と言ってもいいでしょう。笑

 

私の心の状態に関係なく手に取りやすいのはビジネス書。

目次で全体感がつかめるし、ビジネス書に関してはすべてを読む必要がないというマイルールのおかげで気軽に手に取りやすくなった。

そう思って読み始めたら一文とも逃さず読み切った!みたいな本もたまにあるからおもしろい。

 

最近は小説から少し離れているから、短編とか文庫本から再開しようかな。

以前に比べると読んできた冊数も増えてきたせいか、好みが分かれるようになった。

 

 

作者とか装丁とかあらすじとか、そういうところで食わず嫌いしていたらもったいないよなー

でも読みきらないと内容が分からないしなー

失敗するの嫌だから保守的になりがちだよなー

選ぶの難しいよなー

でもそこが楽しいところよねー(いつもぐるぐる)

 

「書く仕事がしたい」佐藤友美 ひさびさにくらったー

なんとなくいろいろなきっかけがあって、”書くことって楽しいな”と考えていたとき。

Amazonでふと目に留まったストレートなタイトルが気になって購入。

サンプルを読んだけど、文章術の本ではなく、書くこと以外に必要なことを書いていると記載しているので、そこんとこちゃんと理解していた。

文章術の本は山ほど読んできたので、そうじゃない方が良かった。

 

ひさびさにドカンとくらった本でした。

私の癖として、衝撃が強い出来事とか考え事・悩み事は夢の中にも出てきて、寝ても起きても頭の中で考えることがあるんだけど、

まさにこれもそのループに。。

 

「書く仕事がしたい」佐藤友美著

 

 

書く仕事がしたい Kindle版 佐藤 友美  (著) 

 

文章術ではないとしてもビジネス書の分類だろうと思っていたんだけど、読んだ感想としてはエッセイっぽい。

エッセイというか「自伝」という重さを感じた。。

 

佐藤友美さんはライター/コラムにストとして活躍中の方で、ライター講座も開催しているらしい。

経歴を見るによく書店で見かけた本のタイトルが並んでいて、ブックライターとしても人気の方だと分かる。

 

文章は読みやすいし、分かりやすい言葉で書かれているからするする読めるんだけど、

ところどころ著者のエネルギーに当てられるというか、、

多分ものすごいパワフルな方なんだと思う。

 

経歴順にライターになりたてのときや、ライターとして気を付けていた点、必要なスキルや努力したことなどが書かれているんだけど、織り交ぜてある実体験がやけに印象的。

 

一番印象に残っているのは、最後の方だけど家族との別れで感じたことを文章として残すかどうかというところ。

ここはパワフルな部分ではないけれど、自分でも引っかかっていたところが言語がされていて、”なるほどそういうことか、、”と納得した点。

100%同じではないけれど、自分でも感じたことがあったことだった。

 

WEBライターという仕事が出てきて、人気になったり単価が安いと話題になったり紙のライターと比べてどうだと比較されたり、いろいろあった界隈だけど、長く続けている方はまさに職人よね。

 

 

この本を読んで

仕事について考えてばかりで頭が溶けそうだけど、この本を読んだことで自分の方向性としてはっきりわかったことがある。

 

私はライター向きではない。

 

書くことが好きでも、みんながみんなライターになれるわけでも向いているわけでもない。

ライターと仕事をしたこともあるし、ライターとして仕事をしたこともあるから、迷ったときにはつい選択肢に上がってくるけど、ライターではないんだよなあ。

 

じゃあ何か?っていうのはまだ考え中。

 

でもこの本はよくAmazonで見かけていたけど、これまでは気にならなかったのよね。

このタイミングで手に取れて良かったと思った。