巷の夫婦、実は別会計が多いんじゃないか問題
問題と掲げてみたが、たいした話ではない。
最近、あきらかに夫婦とおぼしき中年のカップルが、カフェチェーン店でそれぞれ会計を別にしていたのを見て(しかも立て続けに2組)、これまで自分の認識が思い込みだったんじゃないかと考え始めたという話。
そのカップルたちはどちらも40代以上60歳未満。ちょっと聞こえる会話からは、声を張ることもなく素の感じで、説明も省いたりとお互いに遠慮がないのが分かる。
さらに席につくやいなや、お互いに無言で好きなことをし始めたり、気が向いたら会話したりと、誰がみても夫婦と思うだろう。夫婦でなくとも家族レベルの相当親密な関係なはず。友達にもこんな接し方はしないだろうな。
隣に座ったカップルは、まず男性が席を確保し座っており、女性がレジへ。女性が戻るとすぐに男性が席を立ち、レジへ。
その違和感に思わず隣を見ると、女性が持ってきたドリンクはひとつのみ。
男性は男性で、レジで自分のドリンクを注文していた。。
これは、、初めて見た!
もう一方のカップルは、まずふたりでレジに並び、女性が注文。男性が自分のドリンクを伝えると小銭を渡して席へ。小銭だったので、ふたり分というわけではなく自分の分だけ女性に渡したようだ。
うーん、これも不思議だ。
言ってもここはカフェチェーン店。ドリンク一杯500円もあればいろいろ選べる価格帯。夫婦なら大きくは同じお財布なんだからどちらかがまとめて払えばいいのでは?と思ってしまった。そこまできっちりするなんて、じゃあ食事するときも割り勘なのかしら。。
そういえば実家では両親は同じお財布だったから、世の中みんなそうなのかと思っていたけれど、新卒で入社した会社の先輩はけっこう別会計の夫婦が多かったな。
とはいえ、子どもがいない20代の夫婦、という限定ではあったが。
ただ、あきらかに今回見た2組のカップルは、子どもがいたら20歳を超えているだろうし、付き合い立てのような緊張感もない長年連れ添いましたの域に入っているレベル。
それでも500円程度のお会計を別にするは珍しくないのだろうか。
あれかな、お互い同じくらい稼いでいるとか、かな。少なくとも完全別会計なら、女性の方にも稼ぎがないと無理だもんね。
夫婦とはいえ、自分の年収を言うのは嫌なのかな。自分は自分で資産管理したい派が多いのかもしれない。私もすべてを洗いざらい共有するのは嫌だから、ちょっと分かるけど。
一般論かと思いきや、自分だけの思い込みなことってけっこう多い。”それはおかしい”と言うことは勝手な言い分なんだと気づいた。
自分の常識を押し付けないように気をつけよう。