映画「駆込み女と駆出し男」
Amazonプライムとは、なんて素晴らしいサービスなんだ。
世の中便利になったもんだなー。わざわざ映画館に行かなくても、TSUTAYAに行かなくてもスマホひとつで映画が観られる。
帰省する旅のおともに観てみた。
おもしろかったなあ。プロモーションしているときから気になっていたけれど、なんせ映画館に行く習慣がないもので、、Amazonで観られてほんとよかった。
しかし昔は離縁するにも、あんなに苦労するなんて。。
女性の方から一方的にすることはできなくて、男性から離縁状を出してもらえないと離婚できなかったそう。
それってどんなに嫌でも女性発では離婚できないし、どんなに一緒にいたくても離婚されることもあるってことよね。なんて一方的なシステムなんだ。
そんな時代に、離縁を願う女性たちのために駆込み寺があり、いろいろな事情を抱えた女性たちが逃げ込んでくる。
駆込み寺で僧侶のような質素な暮らしを2年乗り切れば、2年後には旦那から離縁状をもらえるらしい。これまたなんで女性ばかりが苦労しなければならないのか。。
本当にこういうお寺が存在したのかしらね。
大泉洋は見た目は至って普通だし、とっても整った顔とは言い難く、声に渋さもないけれど、、すごく男前だなあと思う。
ただ、近くにいるとその良さに気づかなそうだな。こうやって、成功したり遠くから見るとその良さに気づくんだけど。。
個人的に、こういう良さに気づく勘所がないため、このタイプの男性(大器晩成型というか年齢を重ねて男前度が上がるタイプ)と早くに結婚する女性のことを尊敬している。うらやましい。
戸田恵梨香もかわいかったし、満島ひかりもぶっ飛んでて良かった。樹木希林はすごくっぽかったし、武田信治は見事にダメ亭主って感じで、堤真一は言われてた通り、”きつみも渋みも持った”良い男だった。
出演している人、みんな良かったな。ほろりと泣けて、いろいろスッキリ。