「人として好き」に切り替えることにした
テレビから聞こえてきたセリフ。誰が言っていたのかすら、どんな文脈で言っていたのかさえ覚えていないが、さっそくこれを適用しようと考えている。
社内で気になる人がいるのだが、めっきり進展がない。勝手にひとりで期待しているのに疲れてしまったため、彼のことは「人として好き」なんだと心を落ち着かせる。
席も業務も近い彼。近すぎるため、とにかく気になる。出社するとき、退社するとき、お昼に出かけるとき、一緒の打ち合わせに出ているとき。何か動きがあると、敏感に察知してしまうんだな、これが。
気になるとこうなっちゃうよね。ここまで近くにいたことがないから初体験ではあるんだけど、これは予想の範囲内。
範囲内だったとしても、やっぱり気になりすぎて疲れるので、一旦恋愛感情を沈めることにした。
そこで冒頭の「人として好き」を活用したく。
彼のことは人として好きなんだ。だから他の人よりも気になるんだ、と。
人として好きなのであれば、別にふたりきりで話したいとか飲みにいきたいとか誘われたいとか思わないでしょ。
そううまく思い込めればいいのだけれど。。
ただ、期待して彼との関係のことばかりで頭の中がいっぱいになっちゃうと、新しい恋人を作ろうとするモチベーションが湧かなくて。
だから無理矢理にでも落ち着かせることにしたんだ。
と思っていた矢先に、すごい展開が待っていた。また期待しちゃう日々が再来する。。
「私、今日ブサイクじゃないですか?」という性格ブスな美人による牽制
私の身の回りで起こった出来事。。
会社にいる美人な後輩。小さい頃からその外見でちやほやされてきて、注目を浴びるのも慣れているし、美容にも熱心な彼女。
それはそれで何も問題ないのだが、そういう美人だと自覚がある女性に限って、自分から牽制をかけてくることがある。。
出社するなり、「今日の私、なんかブサイクじゃないですか?」と一言。
いやあ、、まだ挨拶くらいしかしてないし、そこまでちゃんと見てないよ、と思いつつ、話を聞く。とにかく今日の顔面の仕上がりが気に食わないらしいが、原因は不明。
他の人が出社する度に同じ質問をし、周りの反応はイマイチ。違いが分からない鈍感気味の男性は、”いつもと同じじゃないっすか”と答えるも、彼女が欲しかった答えではなかったようでスルー。
まあたしかに、その日の女性は顔が違った。ムクんでいるのか目のあたりが腫れぼったくて、メイクもちょっと薄めだからかなと思った。
昨日の夜泣いたのかと尋ねると、泣いていないと。寝不足なのかと尋ねると、充分寝たと。。
だったらなんやねん!
この時点で付き合うのが億劫になり、他の人に対応を任せて放置することに。
結局のところ原因は不明だったが、昼過ぎにはいつもの感じに戻ったので、ただムクんでいただけのようだ。
ここで彼女が望んでいたのは、「今日の私は何かが原因で、いつもよりも美人度が低いですよ」とみんなにエクスキューズしたかったということ。
今日はいつもの私ではありません、本当はもっと美人です、今日だけワケありなんです、と朝一の段階で周知したかったんだろう。
本当に変だと思っているのなら、マスクしてその変な顔隠しなさいよ、と思ったけど言わなかった。さすがにそれはマズい。。笑
原因は自分が一番分かっているだろうし、顔の変化は朝メイクしたときに分かるだろう。それを出社してすぐに話題に出す感覚が私にはないから、なんだかおもしろかった。新たな発見である。
ここで、”いつもの同じだよーかわいいよー”なんて回答はNG中のNGで、他愛無い会話に乗って上げるのが正解。
彼女だけに限らず言いたいのは、みんなそんなに人の顔を気にしてないよ、ということ。誰かの顔がおかしくたって、仕事をきちんとこなしてくれれば文句はない。
「今日ブサイクじゃないですか」って美人が言っても嫌みなだけ。そんなことないよ待ちにも聞こえるし、何が原因か詮索するのも微妙だし、そんなの自分で解決しろよって思ってしまう。
”昨日寝てなくて”、”今月の残業が80時間超えちゃって”、”飲み会10連チャンで”、くらい、聞く人にとってはどうでもいいこと。
【DRESS】女友達はいるとめんどくさいし、いないと寂しくなる
今回は友達について普段考えていることを書いてみた。
長年続けた趣味をやめたら、会社以外に定期的に会っていた友達がいなくなり、孤独を謳歌中である。
理由なく会える友達って貴重だったんだなとしみじみ感じているよ。
まず誘うのが苦手。相手の都合を無駄に考えたり、自分の気持ちも無駄に考えてしまうから。考えるのが大変でめんどくさくなると、結局自己完結してひとりで過ごすことを選んでしまう。
別にそうしたいんだし、それで満足しているんだから何も問題ないんだけど、やっぱりたまに誰かと話したいときもある。
そんなときに困るのが、誰に連絡したらいいのか途方に暮れる問題。これも結局は諦めることになるんだけど。。
30歳も過ぎたら仕事以外で人との出会いがどんどん減っていった。以前ほど出会いや交流の場に出向かなくなったせいでもあるけれど。
これからどんな友達ができるのかしらね。友達欲しいな。
「日本酒の化粧水」が予想以上に良かった
最近使い始めたこちら。予想以上に良かった。
最近話題なのか、よく見かけるようになったので買ってみた。
ちなみにそれまで使っていたのはこちら。
どちらもコスパがよい。
私はそこまでこだわりがないので、化粧水は高いのを選ばなくなった。
大事なのは分かるけれど、バシャバシャ使える方がいい。それに化粧水よりも乳液とかオイルの方が肌に合う・合わないが顕著に分かるので、そちらは値段関係なく肌に合う物を選んでいる。
ということで、コスパが良いという一点のみで選んだこの化粧水。
ハトムギよりも日本酒の化粧水の方が潤い度が高い。私の最重要ポイントは潤いなので、どんぴしゃだった。
ハトムギもバシャバシャ使えるという点では良かったんだけど、サラサラ系なのでもう少し潤いが欲しかった。サラサラの使用感が好きならハトムギの方が合うんだろうな。
ただ、ひとつだけ苦手なことが。。
「日本酒の化粧水」というだけあって、香るお酒の香り。。
これがほんとに毎回気になる。まあ一瞬で過ぎるけど。
ひとまずは問題ない程度なので、しばらくこれを使ってみる。
このシリーズで乳液もあるみたいなので、買い替えのタイミングで乳液も試してみようかな。
巷の夫婦、実は別会計が多いんじゃないか問題
問題と掲げてみたが、たいした話ではない。
最近、あきらかに夫婦とおぼしき中年のカップルが、カフェチェーン店でそれぞれ会計を別にしていたのを見て(しかも立て続けに2組)、これまで自分の認識が思い込みだったんじゃないかと考え始めたという話。
そのカップルたちはどちらも40代以上60歳未満。ちょっと聞こえる会話からは、声を張ることもなく素の感じで、説明も省いたりとお互いに遠慮がないのが分かる。
さらに席につくやいなや、お互いに無言で好きなことをし始めたり、気が向いたら会話したりと、誰がみても夫婦と思うだろう。夫婦でなくとも家族レベルの相当親密な関係なはず。友達にもこんな接し方はしないだろうな。
隣に座ったカップルは、まず男性が席を確保し座っており、女性がレジへ。女性が戻るとすぐに男性が席を立ち、レジへ。
その違和感に思わず隣を見ると、女性が持ってきたドリンクはひとつのみ。
男性は男性で、レジで自分のドリンクを注文していた。。
これは、、初めて見た!
もう一方のカップルは、まずふたりでレジに並び、女性が注文。男性が自分のドリンクを伝えると小銭を渡して席へ。小銭だったので、ふたり分というわけではなく自分の分だけ女性に渡したようだ。
うーん、これも不思議だ。
言ってもここはカフェチェーン店。ドリンク一杯500円もあればいろいろ選べる価格帯。夫婦なら大きくは同じお財布なんだからどちらかがまとめて払えばいいのでは?と思ってしまった。そこまできっちりするなんて、じゃあ食事するときも割り勘なのかしら。。
そういえば実家では両親は同じお財布だったから、世の中みんなそうなのかと思っていたけれど、新卒で入社した会社の先輩はけっこう別会計の夫婦が多かったな。
とはいえ、子どもがいない20代の夫婦、という限定ではあったが。
ただ、あきらかに今回見た2組のカップルは、子どもがいたら20歳を超えているだろうし、付き合い立てのような緊張感もない長年連れ添いましたの域に入っているレベル。
それでも500円程度のお会計を別にするは珍しくないのだろうか。
あれかな、お互い同じくらい稼いでいるとか、かな。少なくとも完全別会計なら、女性の方にも稼ぎがないと無理だもんね。
夫婦とはいえ、自分の年収を言うのは嫌なのかな。自分は自分で資産管理したい派が多いのかもしれない。私もすべてを洗いざらい共有するのは嫌だから、ちょっと分かるけど。
一般論かと思いきや、自分だけの思い込みなことってけっこう多い。”それはおかしい”と言うことは勝手な言い分なんだと気づいた。
自分の常識を押し付けないように気をつけよう。
不能な上司の特徴とは。ダメ上司だと気づいたことでやる気が激減中
今の会社に入社して1年が過ぎた。ざっくり言うとIT系のベンチャーで、まだ規模も小さいため、社長のワンマン経営と言える会社。中小企業ほど社長のカラーは色濃く出る。
ものすごく特徴のある、癖の強い社長で、人間的には欠けている部分はあるけれど、実力は確かな人だと思っていた。
が、最近そんなことないんじゃないかと思う出来事が発生。。
私が感じた、ダメな上司・社長の特徴はこんな感じ。
■対外交渉は部下任せ
社内の人間に対しては怒濤の勢いで文句を言い、ところ構わず叱責する。「こんな取引先は切れ!俺が直接言うから呼び出せ!」と言うからセットした打ち合わせ。他の打ち合わせとバッティングして、「俺出れないからよろしく」と。
逃げ出したのね、と思わざると得ない。文句があるなら直接言ってほしいもんだ。
■方針を立てられない
ベンチャーだし、社長とはいえ管理職の仕事だけしていればいいわけではない。社長こそが一番のプレイングマネージャー。まだ社長の思いを体現するフェーズだと思うわけで、社長こそが一番の推進力を持つ人なのだと思うけれど、自分でひとつ軸が決められないようで、とにかく毎回方針が変わる。
状況に合わせて変更していくのは当たり前だけど、そもそもの成り立ちとかコンセプトすらブレてしまったら、一緒に仕事をする人たちはただただ迷うばかり。
そして、どうせまた変わるしな、、と諦めモードに入って頑張らなくなってしまう。
■仕事を部下に任せられない
これもあるあるだろうけど、ベンチャーの社長って自分が一番有能だと思っている人が多い。今の会社の社長もそう。”全知全能の神”と思っている節がある。たしかに頭もいいし、体力もあるし、エネルギーにも満ちあふれているけど、人を動かすような器ではない。自分以外を等しくバカにしているところがあるため、すべて自分がやった方がうまくいく、と考えている。だから人に任せない。現場の細かい部分にまで口を出すから、マネージャーを立てていたとしても全く機能せず、現場が混乱する。
■手柄は自分のおかげ、失敗は部下のせい
まったくもって都合の良い考えだが、まさにこの通り。会社が順調なときはすべて自分のおかげ。資金集めも売上もメディアに取り上げられたときも、すべて自分の手柄。
一方、何か問題が起こると、その担当を吐き気がするほどこけおろす。業務での失敗に飽き足らずすぐに学歴や生い立ちや人格否定にまで及ぶ。そうしたところで、何にもならないだろうに。全責任を負わせて、辞めた後もずーっとしつこく言いまくる。最後は嫌な奴は全員鬱扱い。意味不明。
たいそうお育ちが悪いようだ。
■口が軽い
社長だから会社の情報のすべてを知っているわけだが、公表前の退職情報や家庭の事情、給与など、それ他の社員に言っちゃダメでしょ、、と思うことをベラベラ話してしまう壊れた感覚。
一応言う人は選んでいるようなので、一部は私が信頼されているということなのだが、それでも人の給与なんて知りたくない。会社のもめ事なんて聞いたら、不安になる。
人を見て話しているといっても、多少オブラートに包んで話しちゃうし、、あの人に相談はできない。
■セクハラ
これは本当に死んだらいいと思う。入社以来、ずっとセクハラされている。まずは言葉のセクハラから。社長は既婚者なのだが、不倫はしたことあるか、興味はあるかから始まり、どんなセックスをするのか、自分とできるか、するとしたら何をしたいか、など。
そして直接的に、一晩だけでいいから、一度やってみよう、ホテルにいこう、付き合おう、月いくら払えばいい?、愛人契約を結びたい、など。
飲みにいくとひどいから断っているけれど、会食後に酔って会社に戻ってきたときなどは、手を握ってきたり抱きしめてきたり。胸を触られたりキスをされたりはないけれど、超絶気持ちが悪い。。
まだ我慢できる状態だから勤めているけれど、我慢できなくなったら辞めるし、普通に辞めるときでも何か責任取らされたりする可能性があるから、ふたりで話しているときはこっそり録音している。いくつか方法を考えているんだけど、社会的に抹殺する方法を計画中。
揉めずに辞められるなら騒ぎはしないけれど、何かしてきたらこれまで大人の対応で我慢してきてやった鬱憤をすべてぶちまけてやる、という所存である。
人がついていきたいと思う上司や社長っていうのは、大きく2パターンあるかなと。
ひとつは、力になりたいと思う人。この人の役に立ちたい、この人の思いを一緒に実現したいと、と思わせる人っている。このパターンの場合は、あまりワンマンにならずに仕事も分業されて、雰囲気の良いチームになりそう。マネージャーも育ちそうだし、規模化しやすいイメージ。
もうひとつは、天才的な何かを持つ人。カリスマ性って言うのかな。その人のスキルなのか考えなのかエネルギーなのかにとにかく突出した何かがあり、同じ人間とは思えない、絶対に叶わない、憧れている、など惚れ込まれる人。この場合は、集まる人は社長の信者だから、ある意味同じ方向を見て、強いチームになりそう。社長が倒れたら終わりとも言えるけど。
今の社長はカリスマ系かと思ったけど、最近それがメッキなんじゃないかとうっすら気づいてしまった。なんだか一気にモチベーションが低下中。
社長がダメだというだけで、仕事が嫌になるというのもおかしな話だが、そのダメなところが自分が携わる事業に大きくダメージを与え始めたので、考えざるを得ない。
はー、、転職しよっかな。
今はまだ感情的になっているから、ちょっと落ち着いて考えよう。
「東京を生きる」雨宮まみ
少し前に雨宮まみが亡くなったとニュースを見た。
以前、「女子をこじらせて」は読んだことがあったけど、新しいこちらの本も読んでみた。読むと分かるけど、彼女はとても生きにくい人生だったんだろうなと思った。
書いてあることはよく分かる。田舎出身で、東京に出てきて、仕事して、恋愛して、セックスして、東京で生き抜いてきた。私も同じようなことを経験している。でも彼女はこれをいつまでも続けるには繊細すぎたのかもしれない。
亡くなったからそう思うのか、関係なくてもそう思うのか、今はもうよく分からないけれど、彼女は感情が繊細だし複雑だしネガティブで、読んでいても彼女の心の深淵に引きずりこまれそうになる。
同じ出来事が起こっても何も思わない人もいれば、多少考えるだけで切り替えられる人もいる。ここまで複雑に考え込んで毎回ダメージを受ける人は少ないんじゃないかなと思う。
仕事柄、自分の感情を掘り下げていったら、どんどん闇が広がって、分かりやすく自分が鬱になりそうだ。たしか死因も不明だったはずだから、生きるのを諦めた、と思われても仕方ないと思う。
真剣に読み込むと私も落ちていきそうだったから、流し読みしてしまった。。
でもそれはそれで才能なのかもしれないな。
生きるのは大変。特に東京で生きていくのは。