「私、今日ブサイクじゃないですか?」という性格ブスな美人による牽制
私の身の回りで起こった出来事。。
会社にいる美人な後輩。小さい頃からその外見でちやほやされてきて、注目を浴びるのも慣れているし、美容にも熱心な彼女。
それはそれで何も問題ないのだが、そういう美人だと自覚がある女性に限って、自分から牽制をかけてくることがある。。
出社するなり、「今日の私、なんかブサイクじゃないですか?」と一言。
いやあ、、まだ挨拶くらいしかしてないし、そこまでちゃんと見てないよ、と思いつつ、話を聞く。とにかく今日の顔面の仕上がりが気に食わないらしいが、原因は不明。
他の人が出社する度に同じ質問をし、周りの反応はイマイチ。違いが分からない鈍感気味の男性は、”いつもと同じじゃないっすか”と答えるも、彼女が欲しかった答えではなかったようでスルー。
まあたしかに、その日の女性は顔が違った。ムクんでいるのか目のあたりが腫れぼったくて、メイクもちょっと薄めだからかなと思った。
昨日の夜泣いたのかと尋ねると、泣いていないと。寝不足なのかと尋ねると、充分寝たと。。
だったらなんやねん!
この時点で付き合うのが億劫になり、他の人に対応を任せて放置することに。
結局のところ原因は不明だったが、昼過ぎにはいつもの感じに戻ったので、ただムクんでいただけのようだ。
ここで彼女が望んでいたのは、「今日の私は何かが原因で、いつもよりも美人度が低いですよ」とみんなにエクスキューズしたかったということ。
今日はいつもの私ではありません、本当はもっと美人です、今日だけワケありなんです、と朝一の段階で周知したかったんだろう。
本当に変だと思っているのなら、マスクしてその変な顔隠しなさいよ、と思ったけど言わなかった。さすがにそれはマズい。。笑
原因は自分が一番分かっているだろうし、顔の変化は朝メイクしたときに分かるだろう。それを出社してすぐに話題に出す感覚が私にはないから、なんだかおもしろかった。新たな発見である。
ここで、”いつもの同じだよーかわいいよー”なんて回答はNG中のNGで、他愛無い会話に乗って上げるのが正解。
彼女だけに限らず言いたいのは、みんなそんなに人の顔を気にしてないよ、ということ。誰かの顔がおかしくたって、仕事をきちんとこなしてくれれば文句はない。
「今日ブサイクじゃないですか」って美人が言っても嫌みなだけ。そんなことないよ待ちにも聞こえるし、何が原因か詮索するのも微妙だし、そんなの自分で解決しろよって思ってしまう。
”昨日寝てなくて”、”今月の残業が80時間超えちゃって”、”飲み会10連チャンで”、くらい、聞く人にとってはどうでもいいこと。