自意識過剰な生活

「私が楽しくて充実した人生」を送るための毎日

ドラマ「硝子の葦」この相武紗季は無理がなくてけっこう好き

もう観たのは少し前だけど、備忘録的に。

Amazonプライムで観賞。主役は相武紗季。

 

連続ドラマW 硝子の葦 ~garasu no ashi~ DVD BOX

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ちょっと前から気になっていたけれど、清純派で良い人の役が多かった相武紗季が、ちょっとヒール役をやるようになった。

外面はいいけれど実は性格が悪い役や、男性誘惑する恋敵役など。 

以前そんな彼女を見かけたときは、なんとなく無理あるなーと思っていたけれど、この「硝子の葦」の相武紗季はけっこうしっくりきたかも。

 

シングルマザーの家庭で育ち、その母親からけっこうひどいDVを受けて(根性焼きとか…)、その復讐からか母親の愛人であるかなり年上の男性と結婚。

男性は愛してくれていたが、なぜか自殺してしまう。死後に、実は母親との関係も切れておらず、さらには病気で死期が迫っていたことも母親から暴露される。

逆上して母を殺害。

 

さらに近所の家庭で、同じく父親から激しいDVを受けている母娘を守るために、母親と協力して父親を殺害。

 

 

一貫して影がある暗い役だったんだけど、この相武紗季はしっくりきていて、けっこう好き。

 

雪穂よりも情に厚いけれど、ちょっと白夜行にも似てるかなと思った。

私はこういう暗いストーリーが好きなのかもなあ。観ていてそんなに楽しい気持ちにはならないけれど、気になって続きを観ちゃう感じ。

 

この相武紗季は良かったけれど、ひとつ、、タバコの吸い方は気になった。

ふかしっぽいよね?指の根元にタバコを挟むのも気になるし、無理にタバコ吸わせなくてもいいのに、、とか思ったりして。

 

(7回目の転職でやっと)私の抱えている課題は転職では解決しないと気づいた

長い道のりだった。

いやね、最初からこんなに転職する気はなかったのよ。

ただ新卒のときからこの会社に数十年いることは想像できなくて、いずれ転職するだろうとは考えていたけれど、社会人歴約10年余で7社も経験するとは露にも思わず。

今のところ発散したキャリアになってしまいましたよ。

 

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今回の転職で、ここ最近数社で抱えていた課題は解決した。というのもその課題は、会社の規模やそこにいるメンバーが変わることで解決する問題だったから。

 

ただね、、新しい会社に勤めてまだあまり時間経っていないけれど、すでに新たな課題が発生。まあどんな会社でも問題は抱えているものよね。

どちらかというと、今回気づいたのは私自身の問題。

 

ちょっとまだ整理ついていないのだが、会社員という働き方自体が合っていないのかなと思った。

もちろんこれまでもフリーランス化とか起業とか考えていたけれど、売るものがないし無理だろうなと半ば諦めていた。

しかし、ここまできてまだフィットしないと感じるのだから、いよいよ無理めだなと…。この調子で転職を繰り返していくのは厳しすぎる。最近はそう珍しくないけれど、純粋なるジョブホッパーですよ。。

 

そこで、フリーとしてやっていけるような仕事を作ろうと、その準備をしようと、リアルに考え始めた。

今の会社はほぼ残業もなく労働環境はとってもホワイトなので、今のうちに次の仕事につながる複業を始めて育てていこうかなと、ぼんやり考えている。

ひとつの仕事で抜群に稼ぐのは難しそうなので、ふたつみっつの仕事を複数走らせて時間と場所の自由を選べる働き方が理想だなと思って。

複数の事業をすることで、リスクヘッジにもなるし、飽きることも防げるかなと。

なんなら週に2,3日は会社で働いて稼ぎのベースを作るという形でもいいな。

 

ということで、これからの数年で真面目に自分の事業を作るぞ計画を立てている。さすがに焦っていてね。

白馬の王子様症候群(?)じゃないけれど、いつか私にぴったりの会社と出会えるんじゃないかと思っていたのかもしれない。やっと現実に目を向けて、自分で行動しないと変わらないということに気づいた。笑

 

今の会社はしばらく居座るつもりなので、その3〜5年くらいで事業を育てていけたらいいなあ。

5年後どころか3年後に自分がどうなっているのか想像もつかないけれど、何も変化がない可能性も大いにありうる。結婚していたり出産していたり、いろいろと変わっていてほしいことはあるのだが。。

 

次の仕事を作ってから、退職するっていうのがベストシナリオだな。それに向けて行動しよう。

 

「蜜蜂と遠雷」恩田陸

これは今年一番のお気に入りかも。他に何があったのか忘れてしまったけれども、すんごく良かった。

最初は”分厚っ”って思ったけれど、読み始めたらどんどん進んでいき、あとこれだけ…と毎回思うくらい終わるのが惜しかった。

 

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ピアノコンクールに出場するコンテスタントのお話。

ちょうど最近ピアノを始めて、その音色に涙が溢れたこともあり、この音楽をテーマにした小説はタイミングも相まって感動しっぱなしだった。

音楽を文章で表現するのってすごく難しいと思う。ましてはクラシックの曲なんて有名な曲だって音楽の授業やCMなどで使われている一部分しか知らなかったりする。

案の定、作中で紹介されている曲はひとつも分からなかった。あとから検索して聞いてみたら、知ってる!と思った曲もいくつか。。

 

なのに不思議なことにコンテスタントたちが弾いている曲の情景が思い浮かんで感動しちゃったんだよな。ほんとすごいなあと思う。

 

 

メインの登場人物は主に4人。

実力も外見も完璧でスター性も兼ね備えた未来の音楽界の王子様・マサル(なんとか。長い英語名)。

天才少女を呼ばれソリストになるまで有名だったが、母の死後、コンサートをドタキャンして表舞台から去った栄伝亜夜。

世界を旅する養蜂家の息子で、今は亡き音楽界の巨匠に唯一師事した風間塵。

音楽家になることを諦め、サラリーマンとして働いているが、夢を諦めきれずに再度チャレンジする高島明石。

 

みんなそれぞれのストーリーを持っていてすごく良かった。

この4人が関わることで、コンクールの間にそれぞれがどんどん成長していく様にも感動したし、なんかちょっと微妙な男女関係もあって楽しかった。ドロドロのやつじゃなくて高校生みたいなかわいらしい感じなのがまた良い。笑

 

 

しかしクラシックのコンクールってすごく熾烈な競争なんだね。

一次予選は100人とか?で3日とか5日くらいかけて開催。二次、三次、本選とそれぞれ半分くらいずつ振るいにかけられて、順位がつけられる。

一次は20分、二次は40分とか、、すごいね。そんな長時間弾く体力と気力を想像すると、ピアニストってものすごいアスリート。

 

一次で調子が良かったけれど、二次で散々、、なんてこともあるし、ライブで聞いてるときは感動したのに後日CDで聞いたら一本調子、、とか。

タイプの違う弾き方をする人に優劣をつけるのは難しいし、そもそも音楽は競争するものではないような気もするが、、コンテスタントとしても箔がつくから一生懸命なのだろう。

 

 

音楽をテーマにした小説、他にも探して見ようかな。

夢見心地にさせてくれる文章っていいなー。気持ちいいな。楽しかった。

 

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 

 

無駄な期待を消し去るには物理的に距離をとるのが一番だと思った

いやね、お恥ずかしい話ですが、曖昧な関係になってしまった先輩社員、、正直私のことが気になっているはずだと思っていたわけですよ。

なので、退職することを伝えたら、実際に会社から私が姿を消したら、必ず連絡来るだろうと変な自信というか期待があったわけですね。

 

それが一向に連絡がこない。完全に期待はずれのうぬぼれ屋だったわ。。

 

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これまで散々書いてきたけれど、大体一年前くらいから意識し始めて、年明けくらいからふたりで飲みにいくようになり、ついに関係を持ち、多いときでも月に1回程度、彼からの誘いに応じて朝まで一緒にいる、みたいな関係だった。

夏頃から飲みにいっても朝までは断るようになり、彼からの誘いも減り、彼への興味も薄れて落ち着いていった。

その間、転職活動をして無事に内定をもらった私は、早めに彼に報告。八方美人だけど理解はあった人だったので。それでひさしぶりに飲みに行き、最後かなーと思いつつ朝まで過ごす。

 

落ち着いていた気持ちも、ひさしぶりに触れ合ったらちょっと再燃したというか、あまり気を使わなくて済む関係って楽でいいなー会社が異なるのならば付き合ってもうまくいくかもな、、なんて思ってしまった。

ただ、以前のような思い焦がれるような感じはない。彼はけっこうお疲れ目なおじさんだし、スキルはあるし頼れる人だけど気力が切れてしまっており今後ダメになる可能性の方が高いし、なんせプライベートは約束ができない男なので。

ダメな面も含めてお互いに腹を括ればうまくいくのかもな、と思ったんだよね。

 

彼のLINEは知っていたので、最終出社日が過ぎて会社のアドレスやチャットツールが使えなくなっても連絡を受けることはできる。

なぜかLINEが来ると思っていた私。

そしたらなんて返答するかを考えていた。

 

”正式に付き合ってくれるなら会ってもいいよ”、と上から目線?

”付き合ってみようよ、きっとうまくいくよ”、とかの提案型?

もしくはいい加減に会うことすら拒否でもいいのかもな、とかとか。

 

実際ふたをあけて見ると、何の音沙汰もナシ。

なんのシミュレーションをしていたんじゃ私は。笑

 

いうてもまだそこまで日が経ってないから、ちょっと時間が経ってから連絡くるパターンもあるのかもしれない。

私が転職の報告したときに、自分も年内にはどうするか考えると言っていたから。

しかし、どう転んでも自分からは絶対に連絡しないけどな。なぜかそこだけは決めている。つまり私は他の人を探したいのに、いつまでも引きずっているという認識なのだ。

 

 

ただ、自分でもびっくりしたのだが、こんなにもずるずると引きずっていた気持ちも、環境が変わると一変する。

つまり、モヤモヤとLINEを期待して待っていたのに、今やすっかりとその存在すら忘れてしまったらしい。

 

これは物理的な距離が関係しているのだと思う。

常に近くにいる状況、視界に入る環境では、忘れたくても忘れられない。

しかし環境が変わって、その人が存在しない環境での生活が始まった。しかもやることもたくさんあり、いつまでも昔のことを考えている余裕はない。

 

まあこれはどうでもいい話だが、新しい会社はイケメンが多くてとても楽しい。

仕事のモチベーションが高い人が多いし、前職よりもレベルが高いと感じた。ただ組織の規模は大きくなったため、これまでのベンチャーよりは牧歌的で平和な雰囲気で満たされているが。。

 

 

ふと思い出してこんなことを書いてみたが、次に思い出すのは数ヶ月後かな。

その頃には新しい彼ができていることを願う。もうどうでもいいことではあるが、彼も不幸ではない生活を送れているといいなと思う。

 

辞めるときに見えた彼女の本性。反面教師発見。

これはかなり怖かったお話。

正直私はとばっちりを受けたよ。巻き込まれ事故だよなほんとやんなっちゃうよ。

前職で一緒だった女性のお話。 

 

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転職活動で内定をもらい、上司に退職の意向を伝えた翌週に事件が起こった(それからずっと問題が起きていたのだが…)。

なんと同じタイミングで彼女も転職を決意したとのこと。そして今日上司に伝えるはずだと。。

 

この時点でびっくり!

彼女はこれまでの発言から、絶対に今は辞めないだろうと思っていたから。。

 

彼女というのは、同じ部の40才くらいの独身の女性で、コミュニケーションが独特なタイプ(悪い意味でのエンジニアっぽい感じ笑)。専門職だし、マネジメント経験もないようだし、あまりコミュニケーションは得意ではないのだろう。

 

一見とっつきにくいが、話してみるとおもしろいので、入社してからちょくちょく飲みに行っていた。ただ、飲んでも仕事の話しかしないので、私は段々と息苦しくなっていった。。

そしてあるとき、飲みの席でちょっとした口論に。私はけっこう前から転職を視野に入れていたので、それを軽く伝えたら、”それは逃げだ、まだやれることがあるはず、私はやり切ってから考えるべきだと思うけど…”みたいな正義を振りかざして攻撃してきた。

ごもっともだけど、どの立場で私にそれを押し付けてくるのか?と腹が立ったし、正論だけど彼女の仕事ぶりや立ち回りを見ていても納得ができなかったので、言い返した。それ以降、私からは飲みは誘わなかったし彼女からも誘われなかった。

 

それから数ヶ月、私は転職を決めたのが、なぜか彼女も転職活動をしていたらしい。

後で聞くと、以前飲んだときは転職はまったく考えていなかったそうだが、その後ふとしたことがきっかけで考えが変わったそうで、急遽転職活動を始めたとのこと。

 

この時点で、腹が立つポイントあり。

あれだけ上から目線で、転職を考えるのは逃げだとか、私は自分が経営者だと思って仕事しているとか豪語していたのに、結局あんたも転職すんのかいっ!

理由を聞いたら、出るわ出るわ、社長と会社の悪口。勘弁してよ、あんだけ大好きだったじゃないの社長のこと。。

この人、怖いな、、って思った。

 

そして偶然にも私の方が先に退職の意向を伝えており、退職日も決まっていたせいもあり、そこからの彼女の退職に関する主張が激しすぎた…。

自分だけ残るのが嫌になったんだろうね。なんとか私とスケジュールを合わせようとする姿が強烈だった。

こちらも見ていてヒヤヒヤするほどに、もう少し穏便にと言いたくなるほどに強硬なスケジュールと方法で退職に向けて準備をしていった。

 

彼女は専門職でその時点では同じポジションの人がいない状態。ひと月前に言われても採用できないし、引継を上司にするしかない。

そのため、上司は退職日は希望通りでいいので、最終出社日を調整できないか相談していたようだ。これはたしかに分かる。いきなりいなくなられると困るからね。

 

しかし彼女は断固拒否。笑

退職日はもちろん、最終出社日も一日たりとも譲らずに押し通した。

”私のやっていたことなんてちょっと経験のある人ならすぐにできることなんですよ”

”ここで優しくするとつけ込まれるから、絶対に譲らない”

などなど、このときの彼女の言葉はかなり荒々しく、顔も歪んでいた。とても性格悪そうで、私も話すと攻撃されそうな危機感を覚えた。

さらに引継ぎも相当雑なものだったらしい。彼女的には、説明するまでもなく私が作った引継書を見ればすべてが分かります、とかなりの自信作だったらしいが。

上司が怒り半分諦め半分でぼやいていた。もう彼女にどうこう言っても仕方ないと諦めたんだろうな。

 

 

彼女は退職交渉では上司たちには不満は一切言わずに、もっとやりたいことがあるとかこれからの会社に自分は必要ないとかキレイな理由を伝えており、バカな上司たちはそれを信じて、さらに勝手に盛るような推測もしてたけれど、彼女の本音は違うと思う。

 

退職時だからこそ分かる彼女の評価があった。専門職なのだが、どうやらその実力はスタッフクラスに毛が生えたくらいだったらしい。さらにミスも多く、上司からは何度も間違いを指摘されていた。

彼女はしばらく会社で唯一のポジションだったのだが、後から入った上司の方がスキルが高くレイヤーも高いため、これまで誰も気づかなかったボロが露呈し始めたらしい。

それと連動して、彼女はこれまで社長に可愛がられ、まるで役員のように扱われていたが、その立場を完全に上司に奪われて、最近は労働集約型の仕事が大部分を占めるようになった。

月の半分は深夜残業をしている人で、ひとりだし作業量も多いのだろう、と思っていたのだが、できない部分を時間でカバーするタイプだったようで、彼女が1週間かかっていたものを上司であれば1日で提出することができたり、彼女にとっては上司の存在がけっこう鬱陶しかったんじゃないかなと思った。

 

実際に彼女から上司の批判めいたことをたくさん聞いたし、ずいぶん感情的になっているなとも感じた。

 

まあ要約すると、社長から可愛がられて実力は伴わずとも気持ちは役員だと思い込んでいたが、上司が入社して自分の立場が奪われて、役員たちとの会議にも出られなくなり作業仕事ばかりになりつまらなくなった。社長を上司にとられた嫉妬やひがみみたいなものかなと。

まあ正しく実力に見合った対応になっただけなのだが、一度得たものを手放すのは簡単なことではない。

 

労働集約系の仕事ばかり増えるし、さらには庶務とか雑務っぽいことばかり依頼されて、これは私の仕事じゃないのに、、という気持ちが大きくなっていったんだと思う。

会話の端々に出ていたけれど、彼女はプライドが高いし、非常に差別的な考えを持っていた。大学や経歴、才能などに固執していたと思う。

自分の学歴もたいしたことないし中流家庭だろうに、前職にいた優秀な人の自慢など何度も聞いたことがあるが、そういう人たちのレベルと自分のレベルを混同していたのかもしれない。

あとは雇用形態での差別もあった。正社員と契約社員、派遣社員、アルバイトで差を付けていて、実際に私も他の社員からクレームを受けたことがある。

 

 

彼女はプライベートを話したがらないし、聞けない雰囲気を出すのでよく知らないが、年齢は40才くらいで独身。雰囲気的にも独身だろうなって思っていたけれど、それは仕事一筋でやってきたからだと思っていた。

しかし、辞めるときに初めて聞いた事実、、専門職としてのレベルもスタッフクラス。。これは衝撃だった。つまり20年近くその仕事をしているのにリーダー・マネジメントクラスやプロフェッショナルクラスにもなれないなんて。。

同じレベルなら20代の若手をとった方が周りも幸せだな、、なんて思ったりして。ひとりしかいないポジションだし、業務上の関わりが少なかったから気づかなかった。しかも飲みの場では必ず社長目線で仕事論を語るから。。

実際のところは、”周りに気を使わせる、仕事のできない独身お局”だったのか。

 

私はこれから新しい分野でキャリアを積んでいこうと考えているのだが、40才までにはプロになれるように、実績を残せるような仕事の仕方をしよう。

反面教師じゃないけれど、彼女のようにはなりたくないなと思った。

彼女が結婚をしたいのかどうかも分からないけれど、独身のまま、仕事もできないままじゃおもしろくない。

彼女を反面教師として登録した。

 

よし、やるぞ。

 

 

映画「おくりびと」本木雅弘のヘタレイケメンっぷり

何年前の作品か分からないが、「おくりびと」観賞。

しっとりめの映画だったけれど、けっこう心穏やかな感じで楽しめた。

 

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もっくんこと本木雅弘のイケメンっぷりが気持ちよかった。

しかも体を鍛えているのでしょうか、腹筋がすごかったような。。

 

いつもエロさを求めているようでお恥ずかしいですが、もっくんとその妻役の広末涼子がいちゃつくシーンがステキだったなあ。

 

もっくんが初めて遺体と対面したときだったかと思うけど、生きてる人間の肉体にすがりつくような、遺体を見たこと触れたことすべてを忘れたいと必死な様子が溢れて、妻を求める姿が印象的。

 

あとはもっくんがチェロの奏者だったってのもポイントだな。

東京でチェロ奏者だったけれど、楽団が解散になり妻と実家へ。仕事を探す中で間違えて納棺師の求人に応募。

仕事が納棺師だということをしばらく妻に言えずにごまかすっていう一連のヘタレっぷりもおもしろかった。

あとは1000万くらいする高額なチェロを買った直後に楽団解散っていうタイミングの悪さもウケる。こういうこと、現実でもありがちよね。

イケメンだからいいけれど、ブサイクだったら同じようにおもしろく見れないかもな。笑

 

 

しかし田舎だとそんなに納棺師の仕事は蔑まれているのかしらね。

有り難がられる専門職だと思うけれど。

 

 

泣いてスッキリ、溜まっていたことも自覚できる

泣きたい日もある。

泣きたいと自覚しているときはいいのだが、いろんなものが溜まっていて無自覚に涙が溢れるときはまずい。

 

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無自覚なときは、ふと見たテレビやCM、本などで予期せず涙が溢れて、そのまま止まらない、、みたいなことがある。

 

そうなって初めて、”あ、私、疲れてたんだ…”と気づいたり。

 

けっこう引きずるタイプなので、帰宅後に泣いて、目が腫れるから泣き止んでから眠るんだけど、それでも目を閉じると涙がじわっと溢れてきたりをしばらくループ。

 

結局ちょっと翌日に目が腫れてしまうのよね。

 

 

でも泣くときは泣く、と決めているので、涙も鼻水も垂れ流しながらわんわん無くと、けっこうすっきりする。

デトックスしてるって感じ。

 

 

泣くほどストレスを溜め込まないのがいいんだけど、、いろいろあるとね、そううまくはいかないものだよね。