”女子会”を見直した夜。同性ならではの楽しさがある
30も超えてとうに女子という年齢ではないことも承知だが、あえて女性だらけの会を”女子会”と言わせてもらうと、やっぱり同性同士のおしゃべりは楽しい。
女子会は女子会ならではの、正しい楽しみ方があるんだなと分かった夜だった。
飲みに行ったのは会社の女性メンバーと。女子会と銘打っていたわけではなかったが、参加予定だった男性が休みだったので、結果女子会となった。私は飲めないが、他のメンバーはみんなお酒が強く、ハイペースで飲んでいたな。
基本的に会社の飲み会は嫌いだ。仲が良いメンバーだと仕事の愚痴や誰かの悪口になるし、仲が良くないと会話すら続かなくて気まずい。もう頑張るのは嫌なんだよね。
さらに友達同士の女子会も、最近では足が遠のいている。社会人なりたての頃はいろいろと新しい環境になったことを共有するのでいっぱいいっぱいだったけど、段々と仕事にも環境にも慣れてくると、他の人との違いがくっきりしてくる。
総合職か一般職かの仕事の違い、正社員かパートかの働き方の違い、残業有る無しの業務量の違い、彼氏の有無、結婚の有無、子どもの有無、、、段々と話が合わなくなってくる。
最近は周りは順にママになっているので、ママメンバーで会っているみたいだけど、赤ちゃんがかわいいから私も参加する、というほど純粋な気持ちはなくなった。赤ちゃんだって何回も見ていればもうおなかいっぱいで目新しさはない。所詮自分の子ではないしな。ひさしぶりにみんなと話したくて参加しても、みんな子どもに集中しちゃって仕事やら恋バナどころの話ではない。もっとみんなと話をしたいのに、なぜか女性は友達と会うときに子どもを預けてくるという考えはないみたい。見せたいという気持ちもあるかなとも思う。
そんな感じで最近は女子会も避けていたのだけど、同じ会社で女性でみんな独身メンバーという構成だったせいか、とても話が弾んだ。さらに今の会社では上司が良くも悪くも個性的な人で、みんな共通の思いを持っていたので、全員の共感も高まり、とにかく楽しかった。
やっぱり同じ環境や時間を共有している人たちが、一番話が合う。その時期その時期、仲が良い人が変わるのはとても納得できるし、それでいいんだと思った。
逆に環境が変わっても、何十年も友人関係が続く人たちはすごい。どうしたらそんなに続くのかその秘訣を教えてほしいものだ。