「人として好き」に切り替えることにした
テレビから聞こえてきたセリフ。誰が言っていたのかすら、どんな文脈で言っていたのかさえ覚えていないが、さっそくこれを適用しようと考えている。
社内で気になる人がいるのだが、めっきり進展がない。勝手にひとりで期待しているのに疲れてしまったため、彼のことは「人として好き」なんだと心を落ち着かせる。
席も業務も近い彼。近すぎるため、とにかく気になる。出社するとき、退社するとき、お昼に出かけるとき、一緒の打ち合わせに出ているとき。何か動きがあると、敏感に察知してしまうんだな、これが。
気になるとこうなっちゃうよね。ここまで近くにいたことがないから初体験ではあるんだけど、これは予想の範囲内。
範囲内だったとしても、やっぱり気になりすぎて疲れるので、一旦恋愛感情を沈めることにした。
そこで冒頭の「人として好き」を活用したく。
彼のことは人として好きなんだ。だから他の人よりも気になるんだ、と。
人として好きなのであれば、別にふたりきりで話したいとか飲みにいきたいとか誘われたいとか思わないでしょ。
そううまく思い込めればいいのだけれど。。
ただ、期待して彼との関係のことばかりで頭の中がいっぱいになっちゃうと、新しい恋人を作ろうとするモチベーションが湧かなくて。
だから無理矢理にでも落ち着かせることにしたんだ。
と思っていた矢先に、すごい展開が待っていた。また期待しちゃう日々が再来する。。