本が読める時期と読めない時期がある
読書は趣味のひとつだけど、”読みたい本がありすぎて時間が足りない!”と憤慨する時期もあれば、積読している本すらまったく目に入らない時期もある。
かなり個人的な感覚だけど、この読みたい時期とそうではない時期の変化について考えてみた。
本を読みたくなる時期の私
本を読みたくなる時期の私の特徴としてひとつあるのは、ものすごく落ち込んでいるとき。
落ち込むというか、何かに悩んでいる/迷っているとき、と言った方が正しいのかもしれない。
主に仕事や人生全般についてが多いけど、大きな決断をしたり行動しないといけないけど、どうすればいいのか分からない、助けてくれー!なとき。
その答えを本に求めがち。
このときは小説でもビジネス書でも、とにかく気になったものを片っ端から読んでいくかな。
特に人生における大きな問題で、答えがないものは小説を選ぶなあ。
小説でもビジネス書でも私の問いにどんぴしゃな答えをくれることはほぼないけど、なんとなく冷静になれる。
混乱状態から抜け出すのに、読書の時間が必要なんだと思う。
あとは好きな作家さんやテーマを見つけたとき。
おもしろい本を1冊見つけると、そこから芋づる式にその作家の著作をあたる。
もしくは誰かが推薦していたり、書店で話題の本!とかいって販売されているのを見かけて手に取ることも多い。
それをきっかけに読み始めるジャンルもある。
作家縛りで作品を読み進めることは以前からあったし、2年くらい前にミステリーにはまってしばらくミステリーばかり読んでいた時期もあった。
集中して掘っていっても掘りつくすことはないから、安心して飽きるまで読み続けられる安心感。
本が読めない時期の私
あまり考えたことがなかったけど、まずひとつあるのは、理由は分からないけど悶々としているときかな。
何かに悩んでいるとか迷っているなら、本に答えを見つけようとするんだけど、何が原因か分からないのになんだかすっきりしない、というときはどうしようもない。
見たくもないのに動画や漫画で時間をつぶして、”あーあ、だめだな自分”みたいなことを言っている。
ちなみにこういう時期はよくある。
最近は特に多いなー。
動画の見すぎで頭が麻痺してきている気がする。
あとは好きな作家さんやテーマに胸がときめかなくなったとき。
”あんなにおもしろかったのに”、”大好きだったのに”、みたいに思ってしまうことがある。
勝手な感想なんだけどね。
これは私の感受性の問題なのだろうか。
本に向き合う余裕がないくらい疲れているのかもしれない(自覚はないけど)。
好きな作品を”おもしろくない”とは思いたくないので、自然と本から距離を取っているのかも。
ムラがあるけどこれが私の読書習慣
ひと月で10冊読む時期もあれば、月に1冊しか読めない時期もある。
読んだ本はメモしているから振り返るのがおもしろい。
かなりムラがあるけど平均しても月1冊以上読んでいるし、趣味は読書と言ってもいいでしょう。笑
私の心の状態に関係なく手に取りやすいのはビジネス書。
目次で全体感がつかめるし、ビジネス書に関してはすべてを読む必要がないというマイルールのおかげで気軽に手に取りやすくなった。
そう思って読み始めたら一文とも逃さず読み切った!みたいな本もたまにあるからおもしろい。
最近は小説から少し離れているから、短編とか文庫本から再開しようかな。
以前に比べると読んできた冊数も増えてきたせいか、好みが分かれるようになった。
作者とか装丁とかあらすじとか、そういうところで食わず嫌いしていたらもったいないよなー
でも読みきらないと内容が分からないしなー
失敗するの嫌だから保守的になりがちだよなー
選ぶの難しいよなー
でもそこが楽しいところよねー(いつもぐるぐる)