自意識過剰な生活

「私が楽しくて充実した人生」を送るための毎日

「新型ぶりっ子のススメ」下田美咲

下田美咲を初めて知ったのは、ウェブのインタビューか対談だったと思う。見た目のかわいさと発言のぶっ飛び具合ですぐに気になるようになった。

その後、コールの動画を見かけたり、「ノミカタ」の中吊り広告を見かけたりと、有名人だったことに気づく。 

  

 

ぶっ飛び具合といっても、普段みんなが言わないような本質的なことをズバッと言っているような気がして、「この人、すごい!おもしろい!」と思った。

 

この本を読めば彼女がモテる理由が少し分かるはず。理解できるけど、実際に行動するのは難しいものばかり。でもそんなのただの思い込みで、1回やってしまえば大したことないと思える気がする。

 

”男性は浮気するとか、不誠実とか、よく言う人はいるけれど、浮気させるような男性にしているのも不誠実な男性にしているのも、女性次第”だってところが一番好き。冒頭の部分なんだけどね。

あとは私は彼氏にも取り繕って一番弱い部分とか大切な部分を見せたくないがために、長く一緒にいられなって短期間で別れることが多いのだが、彼女は相手にすべてをさらけ出しているような気がしてそこもまた魅力的。隠してばかりの自分より、とっても誠実な気がする。

 

本を買ったのはこれが初めてだけど、cakesでの連載は欠かさずチェックしている。

cakes.mu

 

結婚にまつわる話がおもしろい。最近は、親に対しての考え方と、子どもに関しての考え方がおもしろかった。

一瞬、突拍子もないことを言っているように思うけど、ちゃんと相手への愛情と理解がベースになっているので、読んでいていつも目からウロコの気分。

常識とか世間体とかで発する言葉よりも、よっぽど真摯な考え方なので、読んでいて気持ちいい。

 

 

 

大人になると”告白されたら付き合ってもいいな”の範囲が広くなる

気になる人ができたら他の人とはあきらかに態度を変えるし、好きですよアピールもするし、自分から告白するタイプだけど、やっぱりそこまで自分の気持ちが振り切れていないときは、相手から言ってくれるのを待ってしまう。

 

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先日こんなことがあったので、自分から誘えば次のステップに進めそうな気はしているのだが、どうにも行動に移せない。。

 

sallychan00.hatenablog.com

 

行動に移せない理由はいろいろと思いつくが、どれもこれもメインにはなり得ないものばかり。

例えば、相手が社内の人だから何かあっても面倒だ、何を考えているのか分からない人だから、他にも飲むと女性を誘っているんじゃないか、とか。

 

どれも考えていてもどうしようもないことばかりなわけで、結局私の心がまだ動いていないということに気づいた。

 

ここが一番のポイントなんだよな。

一瞬かもしれないけれど、もう我慢できない!までボルテージが上がらないと、自分から行動に移すことができないため、相手待ちの状態になってしまう。そして私がこの状態のときって、相手も大体同じ温度感なはず。

学生のときの一方的な告白って大人になってからはそうそうない。

 

”告白されたら付き合ってもいいな”くらいの関係が多すぎる。どっちが言うのか問題が発生するよね。

 

またふたりで飲みに行きたいけれど、しばらくは難しいかもな。でももう彼に対しては待つと決めたから、気長に待つことにしよう。

 

 

”関係に名前をつけない”って名言だと思った

カフェでランチをしていたときに聞こえてきたガールズトーク中の女性の一言。この一言がとても名言に聞こえて、思わずスマホにめもってみた。

 

「関係に名前をつけない」だそう。

 

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ガールズトークの内容的にはあまり良い文脈ではなかった。たしか「関係に名前をつけないでずるずると続けていて…」みたいな感じだったな。セフレと揉めた女友達の話だったと思う。

 

でも、今私が考えていることからすると、この言葉はごもっとも!って思ったし、既存の関係を当てはめることに固執して、本質的ではない判断をしそうになっていたことに気づいた。

 

今の私からすると、次に付き合う人は結婚する人、それが無理ならセフレでいい、みたいな判断軸。そのため、付き合う前に結婚の確約を取りにいきかねない、とても怖い女になる可能性高し。

でもどうなるかなんて誰にも分かんない。相手にその気があっても自分がどう思うか分からないし、付き合ってもいないのにそんなこと言われたら萎えるだろうな、と思う。

 

だからこの言葉を聞いて、”そうか、関係に名前をつける必要ってないんだ!”って思った。結婚前提のお付き合い、ただの彼氏、セフレ、まだ友達、、とかいちいちはっきりくっきりさせる必要ないんじゃないかと思って。自分と相手次第でその関係はグラデーションのように変化していく可能性は大いにある。良くも悪くも。

 

だからやっぱり変に考えすぎないで、好きなように行動しよう。

分かってはいたことだけれど、ここまでしっくりする言葉が飛び込んでくるなんてすごいなあ。

 

キャバ嬢たちのガールズトーク

ガールズトークは隣で聞いていると、ヒヤヒヤする。そこまで言っちゃっていいの?こんな場所で大きな声で言っちゃっていいの?みたいな。

本人たちからしたらいたって普通の内容で、何も気にすることではないのだろうけれど。

 

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週末にカフェでランチをしていたら、隣の席に女性ふたりの話が聞こえてきた。

話の内容からふたりともキャバ嬢だということが判明。同伴とかお店に来てくれるとか年末に何十万使わせたとか、分かりやすかった。

 

友人同士なので普通に会話をしているのだけれど、その内容が同性からしてもちょっとエグいと感じた。

・ひとりは整形をしていて、そのことを彼氏には言っていない

・一方もうひとりは整形反対派で、ちょっとケンカっぽくなったり

・ふたりとも生活費をくれるほどのお客さんがいる

・とにかくキモいお客さんがいるらしく、その人たちの悪口

 

ちょっと前の派手なキャバ嬢という感じではなく、ふたりともどこにでもいそうな20代女性って感じだった。たしかに若干メイクが濃いめだったけど、言うほどではない。

とびきり美人ではなくても、とびきり会話が上手ではなくても、お客さんがついて生活費まで払ってくれる人がいるもんなんだなあ。

 

すごいなーうらやましいなーと思う反面、これから大変だなー可哀想だなーとも思う。

自分たちでも期限があることを自覚しているからか、彼氏と早く結婚したいと強く望んでいるようだった。

 

 

ガールズトークは夢中になってついあれこれ話しちゃうし声も大きくなるけれど、隣の人が冷静に聞いているとすごい内容のことばかり。私も話している側のときにはきっとあれこれしゃべりすぎていると思う。気をつけないとな。。

 

辞めさせられる前に自分から辞めるという決断

この気持ちはすごく分かる。そうあった方が精神衛生上、いいから。強制的に辞めさせられるのではなく(実質的にはそうでも)、自分から辞めると切り出した方が、人にも話しやすい。

近くで働く40代女性の退職が決まった。

 

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その女性は、年末くらいから上司にボロクソに仕事を指摘されていて、その上司ももう彼女は能力的に無理だと匙を投げていた。年明けからは周りの数人には、もう彼女には辞めてもらうと話していて、彼女が担当していた取引先も他の人に振られたりと徐々に準備は進んでいた。

実際に上司はダメだしする際に、”社員としてではなく、フリーとして働いた方がいいんじゃないの?”みたいなことも何度か伝えていたようで、それを受けて彼女なりに考えたらしい。

 

とはいえ、その道20年のキャリアを持っているわけで、自分が全然ダメだとは言いたくないし、そこを認めてしまっては今後仕事ができなくなってしまうだろう。

上司に伝えた辞める理由のメインは、結婚を考えている相手のサポートをしたいので、時間の自由度がほしいということだったらしい。彼女は過去にフリーランスとして働いた事もあるし、親のマンションに住んでいるから家賃もかからないし、彼も稼いでいるし、彼女が必死に働かなければならないこともないらしい。

(最初の就職も親のコネ。そんな甘えたことしてるから仕事で何も成し遂げられなかったんだよ…とうっかり思ってしまったけど、それは誰にも言うつもりはない。)

 

事業的にも彼女がボトルネックになっていることは多かった。会社的にも正社員の一枠が埋まっていると採用に踏み切れない。業務的にはフリーランスとして一部の業務を切り出して依頼できそうなので、案外整理されてよりうまく回る可能性が高い。

つまり今回の退職はあまり問題はないかと思う。

 

そもそも社会人(会社員)としてのスキルセットが異様に低い彼女。職業的にもフリーランスが一般的であり、会社としてもこのタイミングで雇用形態が切り替わることはとても良かったことだと思う。

彼女ももうプレッシャーに押しつぶされずに済むようになるのであれば、その方がよいのではないかと個人的には思う。

 

40才も過ぎて、自分より年下の上司から20年のキャリアをダメだしされてボロクソに言われて、しかもそれがほぼ正しいから何も言い返せず、さらにその姿を10才以上若いメンバーに見られて、毎日遅くまで働いて、自分の体調も悪くなって持病も持っていて、、

とにかくここ数ヶ月は見ていて悲しくなるくらいボロボロだった。辛いだろうなという同情と、私も40才を過ぎてこんな風になるのは嫌だなという懸念と、とにかく心がえぐられる光景をほぼ毎日見せられてきたから、彼女と距離を保てる今回の件は私もとても嬉しい。

 

人にはそれぞれペースがあるから、彼女は彼女なりにまた楽しく仕事をしてくれればいいなと思う。

 

 

「必要なのはコスメではなくテクニック」長井かおり

個人的にはとても珍しい。メイク本を読んでみた。

というのもメイクを変えたいと思ったから。ちょっと気になる人がいるせいかな。ほとんどそう思ったことがないから自分でもなかなか珍しい体験だ。

 

周囲がざわつく自分になる 必要なのはコスメではなくテクニック

周囲がざわつく自分になる 必要なのはコスメではなくテクニック

 

 

コスメ本を読むことはほぼないけれど、雑誌のビューティーページとかテレビ番組でどこにどうするのがいいとかは見聞きしたことがある。しかし実際にやるかどうかのハードルはちょっと高い。

 

思えば使うアイテムは変わっても、メイクをし始めた10代から基本的な内容にほぼ変化がないことに気づいた。いつまでも10代・20代のメイクをし続けていていいのか?

そんな焦りもちょっと感じていた。

 

今回の本を読んでさっそく実行してみようと思って、以下のことを実践中。 

・ピンクのコントロール下地を目の回りに

・これまで欠かさなかったコンシーラーをやめた

・B.Bクリームを半分の量に

・アイラインは目の半分だけに

・ビューラーでしっかりまつげを上げるようにした

・眉毛はパウダーで

 

今のところいい感じ。

 

そういえば、20代中盤の頃まではファンデーションを使っていたのだけれど、最近はBBクリームとパウダーのみ。もうちょっとしたらちゃんとファンデーション使うことも考えようかな。いけるところまではこのままでいこう。

あとは目の下のクマがひどいので、大学生の頃からコンシーラーは欠かしたことがなかった。実は最近、薄々は感じていたのだけれど、コンシーラーってクマにはあんまり意味がないんじゃないかと思って。どんなに塗っても凹凸は変えられないし、時間が立つとヨレが目立つのが悩みどころだった。

そして実際コンシーラー使わなくても何も変わりなかった。誰からも何も言われなかった。。自分だけが気にしていることって多いんだろうな。

 

BBクリームの量も減らしたし、コンシーラーも使わなくなったから、全体的には薄付きメイクになった。でも誰もその変化に気づく人がいなかったんだよね。さらに薄メイクになったおかげで時間が経った頃のヨレが少なくなった。

アイテム数と工程はちょっと増えたけど、これくらいなら大したことない。

 

これまで優先度低めだったけど、メイクも自分に合った色とか仕方とか勉強していきたい。見た目は大事だよー。

 

居場所がなくなった

本当にfacebookってやつは厄介なサービスで、見たくもないようなことを暴力的に見せてくる。

こないだもこいつは、私が居た場所がなくなった証を突きつけてきた。それさえなければ気づかなかったのに。。

 

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意識高い系の20代の頃、会社以外の人脈を作ろうと、週末や平日の朝などにいろんな交流会に参加していた。朝活という言葉も流行っていたため、今以上にいろんな会がも開催されていた時期だったと思う。

 

とある読書会で出会ったメンバーがとてもおもしろく、何度か顔を合わすうちに仲良くなった。みんな仕事でも優秀だろうなと思うような、頭の回転が早くて知識も豊富でコミュニケーション力が高い人たち。

幹事的な役回りの人がいたおかげで、交流会ではなく飲み会を実施。交流会には参加しなくなっていったが、そのメンバーとの飲み会は定期的に開催されるように。

 

そのメンバーは私以外、男性で既婚というステータス。年齢も私が一番年下ということもあり、かわいがってもらった。

しかし、私ひとり転職を繰り返し、さらには独身で不安定な状態。みんな仕事でも評価されて、奥さんと子どもと幸せに暮らすリアルなリア充。なんだか勝手に居心地が悪く感じるようになってしまって。。

 

あるときからその飲み会を休みがちになっていった。さらにはfacebookのメンバー限定投稿を見なくなっていった。

はじめの頃はDMがきて、やり取りしていったけど、そんな状態なんだから段々とDMもなくなっていった。

 

 

最近開催されたその飲み会。たしかに開催連絡が投稿されていたのには気づいていたが、見なかった。フィードに流れてきたのは、これまで一緒に飲んでいた男性陣と新たに入った女性。

その女性がいる場所は、以前私がいた場所。私の代わりにその女性が仲良さげに写っていた。

ちなみにその女性は、みんなと会った交流会で一緒だった女性。私も知っているけど、私がいた頃はその会のメンバーではなかった。

 

 

なんなんだ。男性だけで飲むのは嫌なのか。女性がいなくなったから代わりの女性を投入した?しかもその女性も独身だわ。ちょっとその感覚もよく分からない。

 

そんなイラつきもありつつ、自分の居た場所があっという間になくなった感覚も味わい、もうあの人たちと会うことはないなと一瞬にして理解した。

自分で選んで参加しなかったくせに、実際にその場所がなくなると寂しいもの。それに、自分は特別だと思っていたことにも気づき、恥ずかしさでいっぱい。簡単に代わりが見つかる代替可能な存在なんだということも思い出した。

 

どこかでまた誘ってもらえると期待していたのかもしれないな。思い上がりも程々に。あー恥ずかしい。