「伊藤君A to E」柚木麻子 伊藤君の芯のあるクズっぷりに嫉妬
うわー、また柚木麻子だった。
映画化のCMを観ておもしろそうだなーと思っていたんだけど、原作は柚木さんだった。重いんだけど、ドロドロなんだけど、この人の作品はなぜだか気になってしまう。。
柚木作品の中で読んだ事があるもの。
「BUTTER」柚木麻子_読み終わった後に高カロリーなものを食べたくなる作品 - 自意識過剰な生活
「ナイルパーチの女子会」柚木麻子 と私の友人関係について - 自意識過剰な生活
覚えているもので4つ。BUTTERが最近読んだものではあるものの、俄然インパクトが大きかったのはナイルパーチ。
これは怖かったなあ。。もう一回読むのはちょっとお断りしたくらい。
柚木作品は、女性ならではのドロドロ、、と思っていたけれどそれだけじゃなかった。女性間の友情を描いているのが多いように思うけど、今回の伊藤君で思ったのは、女性だけじゃなく男女ともに心の奥底にある本音のドロドロしたところを書くのがうまい。うまくて抉られる。なんか苦しいし、嫌ーな感じする。
好きだし憧れている人なんだけれども、同時にものすごく嫉妬していて相手の失敗を願っていたりすることってある。
相手のためを思っての行動に見えるけど、本当はダメになるように促していたりすることも、、ある。
そういうのがわかりやすーく描かれていて、なんだか嫌な感じするのよね。でも気になっちゃうんだけど。
私も同じように思うことが多くて、安心するのかもしれない。
作品になるくらいなんだから、多くの人が同じようなこと考えているんだ、とか、こんな風に考える人に比べたら私はまだマシだわ、とか。笑
漫画とかドラマみたいに、純粋にただ好き、だなんて思えないよ。
映画版の主人公が岡田将生っていうのがまたよさそう。
イケメンさわやか好青年なんだけど、なんとなく痛男がハマりそう。前に痛い役やってた印象かな、ちょっと裏がある感じがするのがいい。
しかし、小説の最後に伊藤君が発狂するところ、すごかったなあ。
女性同士で騒いでるSATCが嫌いとか、絶対に土俵に上がらないから勝ち続けるとか、このまま助走期間を過ごして行くとか、、クズはクズなりに芯が必要なんだな。
私はクズにもなれない中途半端だなあ。というかザ・平凡だなあ。
3年日記のデメリット
2年くらい前からかな、3年日記を書き始めた。
途中で日記帳を変えたけど、今2年目に突入した。
1日1ページの構成で、さらにその1ページに3年分の日記が書けるようになっている。
365ページを3周するってことね。
これが10年日記とかだと、1ページにおさまらなかったりするので、見開きで1日分って日記帳も見たことあるな。
子どもができたり、何かあったらチャレンジしてみたいかも…!
元々年配の人向けなのか、周りの人に説明してもなかなか伝わらないことが多い。その前に日記自体つけている人が少ないからなあ。
”今は全部スマホなんで、手帳なんて持ってないわ”
みたいな反応されるよね。
それはそうなんだけど、、手帳とか日記に毎日何かしら書いているな、私。
3年日記は、1年目は何の変哲も無い日記なんだけど、2年目からが断然おもしろい。
去年の自分の日記が見れて、何をしていたのか、どんな一日だったのかありありと思い出すことができる。
たったの数行、一番印象深かったことをかいつまんで書いているだけなのに、その日をリアルに思い出す。不思議だな。
長いと書くのが億劫になりそうなので、何もないときは何もなかったことを書いているのだけど、それでもどんな一日だったのかすぐに思い出せるから、日記ってすごい。
ただ、ひとつだけデメリットがあるとすると、、嫌な思い出もリアルに蘇ってくることかな。
不毛な恋の相手と近づくきっかけになった飲み会とか、仕事でかなりの迷惑をかけて辞めていった先輩のこととか、セクハラしてきた上司とか、1年前の自分がかわいそうに感じるような出来事が書いてあってなんとも言えない気持ちになることも。
楽しい思い出ばかり書いていればいいのかもしれないが、そうもいかないよね。
日記だし、自分の一番心に残ったことを書かないとスッキリしない。
そんな思いがけないデメリットというかダメージを受けることもあるけれど、今も毎日3年日記を書いている。
次は10年日記にするって今決めたぞ。
今使っているのはこちら。B6サイズのネイビー。
デザインが外国の絵本っぽくてかわいい。
「トドメの接吻」山﨑賢人がキスばっかりしていてずるい
とにかく山﨑賢人キスシーンが多い。
いいなーと思いつつ、キスすると死亡して一週間前に戻るという設定のため、甘い雰囲気はなし。
これまでツンデレだったり、好青年だったりの役が多かったような気がするが、今回は愛より金が大事なクズホスト役。悪巧みをしたり怒鳴ったりと忙しい。
でも役柄的には、幼い頃に辛い経験をして、弟をなくしていたり家族が崩壊したりとしっかり根っからの悪人ではないように描かれているけど。
しかしやっぱりかっこいいのね、山﨑賢人。
かわいいが先にきちゃうけど、キレイな顔立ちしているわ。
新木優子真剣佑もきれいな顔立ちしているし、イケメン・美女ばかり集めたドラマだな。
あ、あと菅田将暉も出てるわ。
この人は歌声もかっこいいなーと思った。
転職3ヶ月目にしてすでに転職しようか悩んでいる件
転職する度に思うこと。
「もう転職はめんどくさい。多少のことは我慢して今度は長く居座ろう」
と、毎回思うのだが、毎回あっさりと破れるよね。。
3ヶ月目、というか事の発端はすでに2ヶ月目にして勃発してしまった。
以前にもこれ⬇️書いたけど、こういう全体感的な不安とは別で、個別の理由が発生したのだ。。
原因は、上司。
100%上司との折り合いが悪い・コミュニケーションがうまくいかないというのが理由である。
これまで私はコミュニケーション上で問題が起きることは少なく、うまく空気や流れも読める方だと思うのだが、どうにも今の上司とはうまく噛み合ない。
それでも入社したてのときは、上司のお気に入りだったと思う。個別に昼も夜も食事に誘われて、仕事だけでなくプライベートの話などもした。
(入社したばかりだからだと思うが、こちらからしたらあくまで仕事の一環で、毎回このペースで誘われたらキツいなとは感じていたが。。プライベートの話なんてしたくないし、相手のもたいして興味はない。セクハラじみたことはなかったけれど、パワハラっぽいっちゃぽいよね、断れないし…)
それが急に、”手のひらを返したように”という表現がぴったりなのだが、打ち合わせで、あれができていない・これができていない、と詰められるようになった。
こちらの弁明などおかまいなしに、何かと理由をつけられて責められる。
おそらく、何かの面談の手法を踏襲しているようで、私個人を批判するのではなく、問題にフォーカスするようにしたいのだろうなというのが一応分かる。
しかし、その上司は社内でも最年長くらいのおじさんで、元からコミュニケーション力の低い、IT企業っぽくない管理畑の人のため、やろうとしていることは分かるが、結局は私個人への批判となる。
こちらの意見を求めて一緒に考えようと言う割に、何か答えると、”それは無理、当たり前だよ、あえてそうやっているんだよ”と答えになっていない内容で強制終了される。
もう返す気力を失う面談。退職勧奨か?と思うほどの全否定。
今は何を言っても声が届かないようなのでだんまりしかない。
仕事の進め方や報告のタイミングが合わなかった・不足していたのは改善できるが、その改善案ではなく、どんどん私個人への批判が中心になっていくのが、どうにも耐えられない。
まだ入社して短い期間だが、仕事を手伝って信頼してくれたのか、いろいろと情報をくれたりよくしてくれている部署があるのだが、そのチームと仲が良いのが気に入らないご様子。”特定の人たちとばかり仲良くするな”と怒られる。
その後、社員全員と話せと言ってみたり、全員と距離を置けと言ってみたり、面談の趣旨と異なる部分での気に入らない点で責められる。。
なんだこれ…?
大企業もベンチャーも経験しているけど、そんな理由で怒られるの始めてだぞ。てか監視されているのも気持ち悪い。。
本来の仕事の指摘とかけ離れすぎてて、それを通して何を言いたいのかさすがに汲み取れなかった。
もはや騒いだらパワハラ・モラハラと言えそうだと思ったのは、少し前には勤怠で怒られた。特別休暇があるのに休みを取るのが気に入らないらしい。休日出勤した分の休暇なのに、取ると怒られるとかブラックだな。まあ私だけなのだが。
相当目をつけられているのが分かる。こんなこと初めてだわー困ったなあ。
そんな詰めの面談が毎週・さらには都度されるので、嫌になり最近では顔にも出るし、体調にもあらわれ始めた。
それを見た周りの人のフォローのおかげで少し楽になる部分はあるのだが、それにしても厳しい状況。
どうやら以前にも、上司との折り合いが悪くて辞めた女性がいたらしい。
あのネチネチした感じで詰められたら誰でも嫌だわ。。上司は男性なんだけど、悪い意味で、”ヒステリックな女性”って感じだった。
男性的な考えを持つ上司の場合、枝葉の部分には触らず、メインになる事柄のみにフォーカスして考えさせるみたいなことが上手だと思う。そして最後にちゃんとモチベーションをあげて、やる気にさせることができる。
しかし、今回は完全に枝葉の部分がメイン。仕事の話から入り、後半はほぼ上記の仲良くしすぎるなとか、チーム内の誰かとの比較で下げられたりとか、感情的な指摘ばかり。
こんなんじゃ反感感じるのも無理ないわ。
この立場で思うのもおかしいけど、相手のモチベーションを下げにきているし、自分のことを悪者に仕立てているし、本当に面談下手だなと思った。
聞いた話によるとターゲットは順に移り変わって行くらしく、少し前は違う人が詰められていたそう。
私への注目もいずれ移るのかもしれないが、同じ部署な限りこの上司との付き合いは続く。こんな状況で評価が良いわけではないだろうしな。
あと面談中気になったのは、他部署の社員への批判が多いこと。
本人と話したことなんてほぼないだろうし、IT事業をしたこともないだろうから何をしているのか分からないだろうけど、”あいつはたいしたことできない、仕事中も遊んでいるに違いない”とか決めつけが多すぎ。
自分の部署内の管理もうまくいってないのに自分のところは棚に上げ、他部署ばかり批判する姿勢にもゲンナリ。
こういう管理部署のボス、よくいるわ。古くてダメな会社のパターンよね。
すぐに転職とか嫌すぎる、、半年以内ってさすがになくて黒歴史となりそうだ。でも逆に転職に失敗したって理由でうまく説明できる気もするけど。
我慢してもうしばらくいるか、サクッと次を探して転職するか。
実は転職サイトはそのまま継続していて、面談調整したりもしている。しかし、もうこの感じでまた転職しても結局合わないんじゃないかとも思うんだよね。
毎回この繰り返しなんだけど、会社に依存せずに自分で稼げる方法はないものか。
今年は自分で稼げるようになりたいという目標ができた。
映画「セトウツミ」のゆるゆるけだるいふたりの雰囲気がツボ
これおもしろかったなー。
映画なんだよね?第1話から始まったから一瞬映画じゃないのかと思った。
ただ男子高校生ふたりが放課後にしゃべっているだけのお話なんだけど、じわじわおもしろかった。
淡々と日常系かと思って、早送りしようかとも思ったけど、ひさしぶりに早送りせずに全部観きった。
なんだろう。ただしゃべっているだけなんだけど、その内容とか掛け合いとかテンポとか、すごく心地よくて、次何が始まるんだろうって期待させすぎず期待させる感じが絶妙というか。
個人的に関西弁が好きで、このふたりの関西弁もちょうど良い感じだったなあ。特に内海の方の関西弁のイントネーションがツボすぎた。
池松壮亮菅田将暉も上手だなあ。雰囲気も良いし、色気があってかっこいい。
赤ちゃん連れの女性と子なし女性の会話が楽しそうに見えないという病気
ここ数年煩っている病気について。
休日昼間に見かける女性グループについて、思うことあり。
赤ちゃんや歩き始めなどの小さい子どもを連れた女性と、子どもがいない友人女性。このふたりやグループの会話が盛り上がっていないように見えて仕方がない病気を患っている。
※どうでもいい内容です。。
大体のパターンはこう。
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元々仲が良かったのだろうが会うのはひさしぶりなため、出会い頭はテンションが高い。
”わーひさしぶりー!元気?変わってないねー!”などが定型。
最近どう?から入り、子どもの状況や仕事の話などを軽く済ませる。
ひとりは妊娠・出産を経て、意識も生活もすべてが子ども中心。もう一方の女性は、妊娠はもちろん、未婚の場合が多い。
元々職場が同じだった場合は、個別の名前が出たりもするが、そうであってももうひとりの女性の興味が仕事に対して薄れてしまっているため、響くことはない。
恋愛事情を話したところで、”いいなー私なんて子どもで手一杯”で終わって、以前のように盛り上がることもない。
そうこうしているうちに騒ぎだす子ども。
むしろ食べたり飲んだりもひとりではできないため、ひとりの女性は子どもに構いっぱなし。
もうひとりの友人女性も子どもの一挙手一投足に注目して、自分の会話は途切れがち。そのうち、自分のことを話すのは諦め始める。
話の中心となる、目の前の子どもに関する質問をするのが得策だ。
すると子ども連れの女性の方が、子育てや家庭の話や教育論について語り始める。それを聞く友人女性。子ども連れの女性は、いろいろ話したくって仕方がない様子。話が止まらない。。
長居すると子どもがぐずりだし、お店を出ることにする。
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みたいなパターンが多いと思う。
この後、子連れの方の女性の心境は分からないけど、友人女性の方はきっとひどく疲れる。話したいことは話せないし、相手に合わせて気疲れがどっと押し寄せるだろう。(◀︎憶測…w)
こういう人たちよく見るし、実際に私も経験済み。
子育て中で家にいることが多いし、みんなと話したいから家に来てーと招集かかって遊びに行ったものの、みんなで子どもの遊び相手になって、そこそこの手料理を出されて帰宅する。(個人的に軽い潔癖症なので、デリバリーの方が良い)
都合よく数時間のベビーシッター兼ママの息抜きに付き合わされただけか?と感じることが多かった。
独身の恋愛事情とか仕事の様子とか聞きたがるくせに、話したところでたいした反応もないし、結論自分たちとは違うわうらやましいなー…で済まされて、私はピエロかいっ!って思ったこともあったなあ。
逆に授乳中に気をつけることとか幼稚園とか結婚相手の実家の話とか、こっちからしたらどうでもいいお話なんだけど。
は!つい自分の話になってしまった。
子どもの話じゃなくて、以前みたいにその友達とおしゃべりしたいのに、、と思うのだが、そういう状況じゃないことも充分分かる。
だから私はしばらくその友達とは距離を置くことにした。
同じ環境とか同じ状況の人同士の方が共感できるし、有益な情報も得られることでしょう。お互い我慢するのも嫌だしね。
また会いたいと思ったときに会えればいいさ。
ただ、中には純粋に赤ちゃんと遊ぶのが好きって人もいるから、そういう人はずっと仲良くできるんだろうな。
ちょっとうらやましくもあるけれど、私にはとうてい無理だな。
会話がなくなったときに子どもがいると助かるっていうのはあるけどね。
これって自分が結婚・出産したいのにまだできていないという僻からくる感情なのかしら。 子連れ女性からもたまにそういうマウントとった発言も見えるときあるし。
でも同じ子持ち女性でも、嫌な思いせず楽しく会話できる人もいる。何度も家に遊びに行って、仕事の話も子育ての話もがっつりできるし、、不思議だ。
結局その人との相性なのかね。
どちらにせよ、快適な時間を過ごすために自分で選択する権利はあるわけだから、会いたい人と会えばいいってことだ。
カフェでひとり自撮りまくる女性を見て思ったこと
なかなかショッキングなことがあった。
カフェで永遠と自撮りをしているアラサー女性を目撃してしまった。
これって普通なのかな。。
カフェに私より後からやってきたその女性は、コートを脱いで注文。ドリンクが来てスマホをいじっている。
ここまでは普通の行動。彼女自体すごく美人とかかわいいという印象もなく、特段気にならなかった。
読書に疲れて外の景色を見ようとした先に彼女がいて、目に入ったその光景は。。
彼女の後ろ側に位置する私からはっきり見えたのは、自撮りをする彼女の後ろ姿とスマホの画面。私の場所からはきれいにスマホの画面が見えてしまったのだー。
顔の角度を変え、表情を変え、スマホの傾きを変え、永遠と無音カメラで撮り続けていた。。
見てはいけないものを見てしまったと思い、違う方を向く私。
しかしまた休憩中に周りを見渡すと、つい彼女に目がいってしまう。笑
まあ、まだ自撮りしているわけで。
さらにしばらく撮っていたかと思うと、アルバムを開いてチェック。
そこに広がるのは、大量の自分の顔・顔・顔!!!
怖かったよ…引いたよ……
たいして角度も表情も変わらない彼女の顔がモダンアートのようにびっしり。
ホラーだな。
一応、隣のテーブルにスタッフが来ると、カメラを消すから見られたくはないみたい。。
それにしても大胆すぎる行動だ。
あの自撮り写真は誰かに送っているのかしら。
それともインスタとかにあげているのかね。
はたまたただの自己満足とか。
もしくは地下アイドルとかでLINE@とかブログ用だったりして。
まあでも、同じようにカフェとか電車のホームとかの隙間時間に自撮りしている女性、多いよなあ。鏡チェックじゃなくてスマホのインカメでメイクチェックする人増えたし。
あれけっこう周りの人にバレバレだからね。周りの人に”見んなよ”の空気出してくる女性いるけど、そこでやってる以上、見られるの当たり前だから、、と思ってしまう。
自分の顔が好きなことはいいことだとは思うけど、そんなに頻繁に見ても何も変わってないよと言いたくはなるよね。
私は自意識が過剰なため、公共の場で鏡とか不必要に見れないタイプ。笑
鏡を見ている自分の顔を見られたくない…!
公共の場でやるときは周り(特に後ろ)に気をつけなはれや。