「羊の木」 私には難しかった話…
ちょっと怖い作品を観たい気分で選んだ映画。
元は漫画らしい。
終始、薄気味悪い空気が漂っていて、期待通りの映画だったと思う。
ただ、ただ、映画を観た経験が乏しい私にとっては、正直何を伝えたいのか分からないまま終わってしまった。
いろいろとヒントはあったと思うけど、”で、何?”とふわっとした感じ。
あんまり刺さらなかったってことかな。
こういうのはいろいろと観ないと培われないのでしょうか。
ストーリー的にはいろいろと突飛な部分があっておもしろかった。
殺人の罪で服役していた6人を受け入れる地方都市の魚深市。
その受け入れ担当になる市役所勤務の月末こと錦戸亮。
その6人を中心にいろいろと事件が起こっていくわけだけど、最後には6人中2人は死亡(殺害と自殺)し、残りの4人は街になじんだのかな。受け入れ先の人たちの優しさが見えた。
この6人は出所後10年は魚深市で暮らすことが約束されていて、魚深市としても過疎化対策として市長の直轄案件としての取り組みらしい。
住民はともかく市役所職員ですら担当以外には秘密。
すごい政策だ。。
もし6人が殺人罪で服役していたってことが、住人にバレてしまった時の大混乱、みたいなのも見たかったかなと。
宮腰こと松田龍平の怖いくらいの純粋さ、真面目さみたいなのが言いたいことに近い部分なのかなと思ったりしたけど、よく分からず。