「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」ポップな推理小説
ひと月ぶりくらいに小説を読んだ。
やることがあって読書を後回しにしていたんだけど、やっぱり小説っておもしろいなあと。
とてもポップで読みやすい推理小説だった。
図書館で予約したまま忘れていたんだけど、よく見たら予約数がすごくて(50だったのが100近くに増加!)、待てないなと思い購入。
新刊じゃないけどすごい人気。
何かで紹介されたりしたのかなあ。
誰もが知ってる童話をベースに殺人事件が起こっていくストーリー。
4章からなる連作短編集みたいな形で、さらに有名な童話がベースにあるおかげでめちゃくちゃに読みやすかった。
童話に詳しいわけではないしお話も大体忘れているけど、キャラクターとか設定を知っているだけで不思議とすらすら読めるのね。
もちろん原作通りにいくわけではなく、違う童話が混ざりあったり、性格も変わっていたりするんだけど。
赤ずきんちゃんが旅をする途中で事件に遭遇し、どんどん解決していく。
そして赤ずきんちゃんの旅の目的地には復讐したい相手がいて…。
みたいな。
1章がシンデレラ、2章がヘンゼルとグレーテル、3章が眠りの森の美女、4章がマッチ売りの少女、がベースになっている。
集中力が低下してきたせいか、短編や中編の方が読みやすくなっているなあ。
というか長編はやっぱり夢中になれないと読むのが辛いのよね。
早めにそのタイミングがくればいいんだけど、最近は途中で読むのをやめる本も多くなっていて反省することもある。
この本はそんな人に(?)めちゃくちゃアタリな小説だった。
というかこの本が2作目か。
1作目はこちら。
このイラスト、すごく印象に残るよね。
実は新しくブログを作りまして、しばらくはそちらに全力投球しようと時間を費やしている。
読書はしたいんだけど、楽しい小説に出会うと読み切るまで他のことできないから、立ち上がりの期間はお休み中。。
でも短編ならペース守って読めることが分かった。
やっぱり読もう。
我慢はよくない。笑