「#真相をお話しします」結城真一郎 その手があったかーと気持ちよく騙された
相変わらずミステリー多めで読んでる。
こちらは話題になっていたけど、しばらくミステリー以外も読みたいから後でいいかと思っていたのに、店頭に平置きされているのを見てつい手に取ってレジに持って行ってしまった作品。。
こういうこと、あるよね。
手に取って急に気になってしまう本。
10万部突破だって、すごいねー。
5編の短編ミステリーのうち、特に印象的だったのが以下の2つ。
・1章目の「惨者面談」
・5章目の「#拡散希望」
ミステリーだからあらすじはあまり語れないけど、5編ともありがちなシチュエーションなんだけど「その手があったかー!」と気持ちよく騙してくれる。
特に「惨者面談」は今では子ども向け受験塾の訪問営業マンが主人公で、アポを取って訪問したら事件が起きる。
なるほどーそういうことね!って感じでおもしろかった。
最後の「#拡散希望」はまさに今の時代だからこその題材で、YouTubeが関わっている。
怖いよ怖いよーこういうことあるよ、きっと。
ここまで騙すことはないかもしれないけど、今や子どもからお年寄りまでYouTubeみてるし撮影してるんだからさ。
てことでおすすめのミステリーです。